ブログの更新が滞ってしまってすみません。
22日間留守にしていたもので、仕事が溜まってしまって事務処理作業にてこずっています。
私の身を案じて多くの皆様方からカンパをお送り頂きありがとうございます。
御礼のハガキを出すのも遅れている状況で申し訳ありません。
使途内容については礼状の中で申し伝えさせて頂きます。
振込み頂いた方の中で、振込み状に住所を記入しておられない方がいらっしゃいます。
私の活動に対し、賛同の気持ちを以っての支援でしょうか。ありがとうございます。
社会復帰して1週間が経過しました。
さて、予期せぬままに突然に22日間の抑留生活を行うことになって困ったのは家業の処理でした。
毎年、赤字経営なのですが一応は貿易業を営んでいます。
実態は自営業に等しいのですが、一応は株式会社。
とは言っても数年前に高田馬場の事務所を閉鎖して従業員も解雇。
今は一人でひっそりとセコセコとやっています。
そうなると商品である車の輸送とか、支払など関係先への手配が全くできなくなってしまいました。
弁護士や支援者の方に頼んで電話や支払をお願いするしかないのです。
勿論、留置場から電話やメールはできません。
そこで困ったことが発生。
関係先の電話番号を伝えるのにも、全ては携帯電話の中に登録されているのみ。
昔のように手帳に書いてあれば、面会の時にそれを見ながら伝えられたのですが、それができないのです。
商売上もこの22日間の空白は大きい。
ところで、一般の人は警察には2種類あることをご存知だろうか。
一般の刑事事件を扱う「刑事警察」
そして、思想を取り締まる「公安警察」
逮捕された被疑者は、釈放されない限り、逮捕から48時間以内に検察庁の地下2階にある地検の待合室に送致される。
警視庁管内の都内の警察署で逮捕された場合だ。
待合室の中に区切られた狭い折の中に10人くらいずつが詰め込まれ、そこから一人ずつ順番で検事調に行く。
一日に200人位が集められる訳だが、その中で公安事件の対象者は私一人だろうか。
後は全て窃盗や傷害やらの一般刑事事件対象者だ。
検事調べの中で担当検事が更に調べが必要と判断すれば、10日間を限度に裁判所に勾留を請求する。
勾留請求が出されなければ、その場で釈放となる。
勾留請求が出たら翌日、裁判所に身柄を送致され裁判官から勾留質問を受ける。
裁判官が勾留を妥当とみなせば勾留が着く。
が、検事が出した勾留請求は殆ど、機械的に裁判官によって認められてしまうのが実情だ。
10日間の中で再度、取調べを行う。
私の場合はここで、「公妨に当たらない」と主張。
よって、略式起訴による罰金での釈放は見送られた。
更に調べる必要が生じ10日間の延長となった訳なのだが、これもおかしな話だ。
別に身柄を勾留しなくても、双方の関係者からの話を聞くことは可能ではないか。
別に逃走も証拠隠滅もありえない。
結果、私の場合は起訴しても公判が維持できないので処分保留で釈放となった。
一番、最悪のケースとしては起訴。
その場合、身柄は拘置所に移管されて裁判を待つことになるが2〜3ヶ月を過ごす事になる。
保釈が認められれば、出てこられる。
その次に重いのが略式起訴による罰金刑。これは起訴同様に犯罪の事実があったということだ。
その次が、処分保留での釈放。これは起訴猶予とも似ているが、犯罪として起訴するには当たらない。
様子を見る。必要であれば引き続き調べる事もある。(実際には調べる事はほとんどない)
その次が「不起訴処分」で、全くの嫌疑が存在しなかった、ってことで無罪みたいなものかな。
そんな事やら、逮捕後の留置場の模様などを創価の問題と絡めて「報告会」みたいな感じで皆さんにお話ししたいと思っています。
文京区民センターでもどうだろうか。
まあ、30人位入れる集会室でも予約しておこうかと思っています。
日時が確定したらお知らせしまうので、よろしくお願いします。