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“かわいすぎる海女”が地元のコスメPR

2010.4.16 20:49
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“かわいすぎる海女”が地元のコスメPR
べっぴんの湯の化粧水と石けんをアピールする「北限の海女」の2人【フォト】

 “かわいすぎる海女”として昨夏、全国的に脚光を浴びた岩手県久慈市の大向美咲さんと小袖妃香理さんが16日、地元の温泉水を使って完成したせっけんと化粧水のお披露目に登場し、注目を集めた。

 2人がPRした商品は、その名も新山根温泉「べっぴんの湯」(久慈市、村田勉支配人)。東北一の高アルカリ度(PH10・8)という温泉水の特性を生かし、きめ細かく泡立ちがいいせっけん(800円)と、保湿能力が高く携帯に便利な化粧水「うるおいミスト」(1000円)の2アイテムに仕上げた。

 久慈市役所で行われた記者会見で、大向さんは「さっそく家族で使ってます。みんなで使い続けたい」、小袖さんも「乾燥肌なのでしっとりしていいですね」と、熱心にPRした。

 2人は三陸鉄道の女性アテンダントや先輩海女と一緒に、商品宣伝のポスターにも登場しており、こちらも人気を集めそうだ。

 せっけんと化粧水は、べっぴんの湯や地元の産直施設のほか、三陸鉄道の主要駅、岩手県内のジャスコ3店などで、17日から順次販売していくという。

 べっぴんの湯は昨年夏、新商品の営業などを担当する職員計3人を、地域雇用を創出する基金を活用して採用。三鉄も各方面で協力するなど、地域ぐるみの取り組みとなっている。

 商品づくりをサポートしたコーディネーターの五日市知香さんは、「乾燥肌は働く女性の大きな悩み。人気の『ご当地コスメ』に育ってほしい」と話した。

 「べっぴんの湯」の周辺はかつて、故森重久弥さんがロケで訪れ、温かいもてなしに感激。「ここは『べっぴん村』だ」と褒めたたえたという。これをきっかけに、地元で関西弁の「べっぴん」が定着。その後できた温泉の名前にも用いられたとされる。


フォト
べっぴんの湯の化粧水と石けんをアピールする「北限の海女」の2人
小袖妃香理さん(右)と大向美咲さん
三陸鉄道の列車をバックにポーズをとる大向美咲さんと小袖妃香理さん=2009年11月1日(中川真撮影)
取材陣に囲まれる「北限の海女」の大向美咲さん(左)と小袖妃香理さん=2009年11月1日、岩手県久慈市の三陸鉄道久慈駅
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