日米の銀行間取引で、ドル金利が円金利を下回る「逆転現象」が12日、完全に解消された。円金利は金融緩和の長期化観測から低位安定しているのに対し、ドル金利は金融緩和の「出口」が近いとの見方から上昇しているためだ。ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)のうち、最後まで円金利の方が高かった5カ月物も、12日にドル金利を下回った。外国為替市場では逆転解消が円安・ドル高要因になる。LIBORは一時、2カ月物から9カ月物まで円金利の方がドル金利よりも高い状態が続いていた。
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日経平均(円) | 11,102.18 | -171.61 | 16日 大引 |
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NYダウ(ドル) | 11,144.57 | +21.46 | 15日 終値 |
英FTSE100 | 5,825.01 | +28.76 | 15日 終値 |
ドル/円 | 92.56 - .58 | -0.59円高 | 16日 15:36 |
ユーロ/円 | 125.09 - .12 | -1.55円高 | 16日 15:36 |
長期金利(%) | 1.340 | -0.020 | 16日 14:18 |
NY原油(ドル) | 85.51 | -0.33 | 15日 終値 |
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