日米金利の「逆転」解消=約8カ月ぶり、円安材料に
日本の短期金利が米国を上回る逆転状態が12日、約8カ月ぶりに解消した。日銀が昨年12月の追加金融緩和に加え、超低金利政策を粘り強く続ける姿勢を示したため、円金利は低位で安定。一方、米ドル金利は景気回復期待や財政悪化への懸念から上昇、円金利を上回った。日米金利逆転の解消は円安材料となり、輸出主導の景気回復の追い風になる可能性がある。
日本より物価上昇率が高い米国の方が、金利も高くなるのが本来の姿だが、米連邦準備制度理事会(FRB)の強力な金融緩和策で米短期金利が急低下、2009年8月から日米逆転の状態が続いていた。これを背景に、同11月には一時1ドル=84円台まで円高が進行。日本の景気回復期待が低下する要因となった。
[時事通信社]
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