福岡市の博多湾内で同市博多区堅粕、会社員、諸賀礼子さん(32)の遺体の一部が相次いで見つかった事件で、福岡県警は16日、同市中央区那の津3の須崎ふ頭で見つかった頭部はDNA型鑑定の結果、諸賀さんの遺体の一部と断定した。
県警によると、頭部は15日午後4時15分ごろ、海面に浮いているのを男性作業員が発見した。腐敗が激しく死後1~2カ月とみられ、首は鋭利な刃物で切断されていた。切断面は胴体の切断面とほぼ一致するという。司法解剖をしたが、死因は分かっていない。【島田信幸】
毎日新聞 2010年4月16日 15時37分