避けて通れない 亀井静香と西松建設
April 07 [Tue], 2009, 22:37
End自民党 や 郵政民営化反対 のトラバを読んでいると
多くの方々が
そろそろ

この人↑が↓で言ってた
「東京地検特捜部に告発しますよ!」

の頃じゃないのか?と
ごもっともな、指摘をされていますが…
あのサンデープロジェクトでの発言が3月1日
その後すぐの3月3日に「西松建設問題」で小沢氏秘書が逮捕された状況を考えれば…
答えは一つ
亀井静香73歳:「告発したくてもできません」(ToT)
東京地検が小沢逮捕を視野に入れての捜査を行っていて、何れかのタイミングでの小沢氏秘書の逮捕を狙っていた事に、疑いはありませんが
そのタイミングを決めたのには、
亀井氏の「東京地検に告発するぞ!」発言が大いに関係する。というのがオイラの見方。
今一度事件を振り返ってみると
そもそも「西松建設事件」は、亀井氏が自民党を離党した事によって動き出したふしがある。
「水谷建設事件」で取り逃がした水谷建設の水谷功元会長の「政界水先案内人」といわれる白川司郎。彼の逮捕が検察の当初の目的じゃないかとは、「西松問題」が浮上した時点で言われていた話。
そういった意味では、
亀井氏が離党して、検察への影響力が低下したから、
「状況が変わった、これならいける!」と、白川司郎への雪辱戦をしかけたと見るのが普通。
この「白川司郎」本人や、亀井氏との親密な関係はについては、
「ネットゲリラ」さんのホタテのエサになりたくないとか
「アンチキムチ団」の水谷建設と白川司郎と竹内陽一とホテル三條苑の雅子様
「東京アウトローズWEB速報版」のこのエントリーあたりを読んで頂くとして
当初の予測も含めて、なんで結局「小沢氏秘書逮捕」って流れになったのか…については、オフィス・マツナガ氏の「限定公開 西松建設取材メモ」がまとまっていて分かりやすいので転載。取材メモらしいですけど、
(転載開始)
「限定公開 西松建設取材メモ」 2009年1月22日
西松建設問題には、官邸操作の疑いが濃厚である。
発端は、白川司郎問題だった。
1:西松建設が20億円といわれる裏金を作り政界などにばらまいた。
その結果というのか取りあえず外為法違反容疑で前社長らが逮捕され、その余波は永田町にも及ぶか・・・
2:東京地検特捜部が狙う当面のターゲットは白川司郎。元日本安全保障警備(現ニューテック、元日安建設関係者。
3:白川は石橋産業事件でも暗躍。許永中ー亀井静香らと活躍したが、逮捕されず。
4:福島第2原発でも前田建設の下請けに入った水谷建設へのコンサルタントで巨額の収入を得たのにこれまた不発。
5:今回の西松建設事件は最初に白川司郎逮捕ありきだった。
6:うまいことに西松の裏金がひっかかって来た。
7:その中に政界工作資金が発覚。これに喜んだのが官邸にいる漆間巌官房副長官。張り切って官邸に入ったのはいいが、あまり仕事がなく「あの人、何やってるの」と陰口をたたかれていた。漆間官房副長官は関係者から情報を集めた。
8:西松建設政界工作の中に小沢一郎民主党代表が入っていた。また、自民党を去り国民新党を作った亀井静香と白川司郎との関係も改めて暴露されそう。亀井動けなくなるだろう。
9:西松建設は小沢代表に1300万円。亀井静香にも1300万円。これは氷山の一角。
10:「小沢代表と西松建設の関係からいうとこんなはした金ではなくこの数倍は行ってるはず」(岩手県関係者:証言あり)
11:「東北地方は仙台の鹿島建設が公共事業の談合を仕切っていた。西松建設は竹下登ー金丸信ー小沢一郎ラインにしっかり食い込み東北での単独事業や鹿島との JVもこなしてきた。むろん、小沢代表に挨拶なしで仕事は取れない。西松建設の挨拶料も多額だったはず」(岩手県関係者:一部、物証あり)
12:小沢代表の献金問題が浮上して事で、支持率激減の官邸は大喜び。強気に転じた。
「2011年から消費税を上げる」と称して「税制改正法案」の附則に強引に書き込む事にしたのもこのため。
強気強気で行くことで自民党内を押さえ込むこともできるし、小沢代表のボロもつつける。
麻生総理は小沢ー西松建設問題を逆手に取るつもりだ。
うまくいけば内閣支持率浮上はともかく、小沢代表人気と民主党支持率低下もあり得る。
小沢代表を追い込むことで予算案も強気でいけるし、場合によっては予算成立か予算案攻防戦でもみくちゃになれば「破れかぶれ解散」に打って出るつもりもある。
官邸が「検察頑張れ」と応援し、密かにほくそ笑む姿が想像される・・・
(転載終了)
当初からこのブログでは「清和会の尾身幸次」が逮捕されるか否かが、この事件のキーであると再三述べてきているのだが、現状を考えれば、非常に残念ですが、尾身逮捕なんて夢の夢、二階逮捕も危うい。
漆間と清和会の関係を考えれば、状況によって二階は生贄、清和会会員は死守なんていうのは既定路線。捜査線上に尾身や森の名前が出なければ、出ない程、結果的にはこの事件のシナリオ書いているのが「清和会」&「検察もグル」って自供している訳なんです。
ここで「郵政疑獄」に話をもどすと
竹中平蔵が東京地検に調べられて一番困るのは、当然同じ穴の狢「清和会」の面々。
平蔵が泣きついたって事かもしれませんが、平蔵は「清和会の名誉会員」同じ事。
亀井氏的には、「白川司郎」が今回も捜査のライン上から消えた事、自民党時代の過去の威光と検察との長い蜜月等など
検察への自分の影響力を過信して、ああいった発言になったと思いますが
そもそも
白川司郎が捜査線から消えたのも、漆間=清和会、からの指示での事、
現在の検察の主流は親清和会派ですから
別に亀井氏を恐れて、逃がした訳ではありません。
清和会的には、白川司郎を逮捕して「北朝鮮ルート」や「原発ルート」で
亀井氏を含めた連中をつるし上げるよりも、
白川司郎は逃がしといて間接的に亀井氏に恩を売っといて
「郵政疑獄の追求」を止めさせ、民主つぶしに走った方が得策と思っただけ、
その意向で検察が動いたって言う事でしょう。
あのタイミングでの小沢氏秘書逮捕は、
「亀井さん、あんたは今回未だ保留なんだからあんまり調子に乗っちゃいけないよ」
「すでにあんたの影響力は検察には及ばないよ」
って亀井氏への検察からの警告&決別宣言。
これじゃー亀井氏は、当面「静香な亀」になるしか無いわけです。
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多くの方々が
そろそろ
この人↑が↓で言ってた
「東京地検特捜部に告発しますよ!」
の頃じゃないのか?と
ごもっともな、指摘をされていますが…
あのサンデープロジェクトでの発言が3月1日
その後すぐの3月3日に「西松建設問題」で小沢氏秘書が逮捕された状況を考えれば…
答えは一つ
亀井静香73歳:「告発したくてもできません」(ToT)
東京地検が小沢逮捕を視野に入れての捜査を行っていて、何れかのタイミングでの小沢氏秘書の逮捕を狙っていた事に、疑いはありませんが
そのタイミングを決めたのには、
亀井氏の「東京地検に告発するぞ!」発言が大いに関係する。というのがオイラの見方。
今一度事件を振り返ってみると
そもそも「西松建設事件」は、亀井氏が自民党を離党した事によって動き出したふしがある。
「水谷建設事件」で取り逃がした水谷建設の水谷功元会長の「政界水先案内人」といわれる白川司郎。彼の逮捕が検察の当初の目的じゃないかとは、「西松問題」が浮上した時点で言われていた話。
そういった意味では、
亀井氏が離党して、検察への影響力が低下したから、
「状況が変わった、これならいける!」と、白川司郎への雪辱戦をしかけたと見るのが普通。
この「白川司郎」本人や、亀井氏との親密な関係はについては、
「ネットゲリラ」さんのホタテのエサになりたくないとか
「アンチキムチ団」の水谷建設と白川司郎と竹内陽一とホテル三條苑の雅子様
「東京アウトローズWEB速報版」のこのエントリーあたりを読んで頂くとして
当初の予測も含めて、なんで結局「小沢氏秘書逮捕」って流れになったのか…については、オフィス・マツナガ氏の「限定公開 西松建設取材メモ」がまとまっていて分かりやすいので転載。取材メモらしいですけど、
(転載開始)
「限定公開 西松建設取材メモ」 2009年1月22日
西松建設問題には、官邸操作の疑いが濃厚である。
発端は、白川司郎問題だった。
1:西松建設が20億円といわれる裏金を作り政界などにばらまいた。
その結果というのか取りあえず外為法違反容疑で前社長らが逮捕され、その余波は永田町にも及ぶか・・・
2:東京地検特捜部が狙う当面のターゲットは白川司郎。元日本安全保障警備(現ニューテック、元日安建設関係者。
3:白川は石橋産業事件でも暗躍。許永中ー亀井静香らと活躍したが、逮捕されず。
4:福島第2原発でも前田建設の下請けに入った水谷建設へのコンサルタントで巨額の収入を得たのにこれまた不発。
5:今回の西松建設事件は最初に白川司郎逮捕ありきだった。
6:うまいことに西松の裏金がひっかかって来た。
7:その中に政界工作資金が発覚。これに喜んだのが官邸にいる漆間巌官房副長官。張り切って官邸に入ったのはいいが、あまり仕事がなく「あの人、何やってるの」と陰口をたたかれていた。漆間官房副長官は関係者から情報を集めた。
8:西松建設政界工作の中に小沢一郎民主党代表が入っていた。また、自民党を去り国民新党を作った亀井静香と白川司郎との関係も改めて暴露されそう。亀井動けなくなるだろう。
9:西松建設は小沢代表に1300万円。亀井静香にも1300万円。これは氷山の一角。
10:「小沢代表と西松建設の関係からいうとこんなはした金ではなくこの数倍は行ってるはず」(岩手県関係者:証言あり)
11:「東北地方は仙台の鹿島建設が公共事業の談合を仕切っていた。西松建設は竹下登ー金丸信ー小沢一郎ラインにしっかり食い込み東北での単独事業や鹿島との JVもこなしてきた。むろん、小沢代表に挨拶なしで仕事は取れない。西松建設の挨拶料も多額だったはず」(岩手県関係者:一部、物証あり)
12:小沢代表の献金問題が浮上して事で、支持率激減の官邸は大喜び。強気に転じた。
「2011年から消費税を上げる」と称して「税制改正法案」の附則に強引に書き込む事にしたのもこのため。
強気強気で行くことで自民党内を押さえ込むこともできるし、小沢代表のボロもつつける。
麻生総理は小沢ー西松建設問題を逆手に取るつもりだ。
うまくいけば内閣支持率浮上はともかく、小沢代表人気と民主党支持率低下もあり得る。
小沢代表を追い込むことで予算案も強気でいけるし、場合によっては予算成立か予算案攻防戦でもみくちゃになれば「破れかぶれ解散」に打って出るつもりもある。
官邸が「検察頑張れ」と応援し、密かにほくそ笑む姿が想像される・・・
(転載終了)
当初からこのブログでは「清和会の尾身幸次」が逮捕されるか否かが、この事件のキーであると再三述べてきているのだが、現状を考えれば、非常に残念ですが、尾身逮捕なんて夢の夢、二階逮捕も危うい。
漆間と清和会の関係を考えれば、状況によって二階は生贄、清和会会員は死守なんていうのは既定路線。捜査線上に尾身や森の名前が出なければ、出ない程、結果的にはこの事件のシナリオ書いているのが「清和会」&「検察もグル」って自供している訳なんです。
ここで「郵政疑獄」に話をもどすと
竹中平蔵が東京地検に調べられて一番困るのは、当然同じ穴の狢「清和会」の面々。
平蔵が泣きついたって事かもしれませんが、平蔵は「清和会の名誉会員」同じ事。
亀井氏的には、「白川司郎」が今回も捜査のライン上から消えた事、自民党時代の過去の威光と検察との長い蜜月等など
検察への自分の影響力を過信して、ああいった発言になったと思いますが
そもそも
白川司郎が捜査線から消えたのも、漆間=清和会、からの指示での事、
現在の検察の主流は親清和会派ですから
別に亀井氏を恐れて、逃がした訳ではありません。
清和会的には、白川司郎を逮捕して「北朝鮮ルート」や「原発ルート」で
亀井氏を含めた連中をつるし上げるよりも、
白川司郎は逃がしといて間接的に亀井氏に恩を売っといて
「郵政疑獄の追求」を止めさせ、民主つぶしに走った方が得策と思っただけ、
その意向で検察が動いたって言う事でしょう。
あのタイミングでの小沢氏秘書逮捕は、
「亀井さん、あんたは今回未だ保留なんだからあんまり調子に乗っちゃいけないよ」
「すでにあんたの影響力は検察には及ばないよ」
って亀井氏への検察からの警告&決別宣言。
これじゃー亀井氏は、当面「静香な亀」になるしか無いわけです。
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