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キトラ古墳:壁画を精巧に再現した陶板公開 展示も

陶板でキトラ古墳の石室が復元された。奥には玄武と白虎の絵が見える=奈良県明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館で2010年4月15日、小関勉撮影
陶板でキトラ古墳の石室が復元された。奥には玄武と白虎の絵が見える=奈良県明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館で2010年4月15日、小関勉撮影

 文化庁は15日、奈良県明日香村のキトラ古墳(7世紀末~8世紀初め)の壁画を複製した陶板を公開した。玄武や白虎など四神像を、表面の凹凸も含めて実物大で再現している。壁画は保存のため、08年までに石室内からはぎ取られており、陶板で石室内の様子を知ることができる。16日から同村奥山の奈良文化財研究所飛鳥資料館で始まる春季特別展示「キトラ古墳壁画四神」で展示する。

 実際の石室(高さ約1.1メートル、幅約1メートル、奥行き約2.4メートル)に合わせ、東西南北と天井、床の計6面の陶板を製作。はぎ取り前にデジタルカメラで撮影した画像データなどを焼き付け、色などを精巧に再現した。製作費は約5000万円。

特別展示は6月13日まで。

毎日新聞 2010年4月16日 10時31分(最終更新 4月16日 11時07分)

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