鳩山由紀夫首相(63)と幸(みゆき)夫人(66)は27日午後、早春の南房総を訪れ、バカンスを楽しんだ。泊まりがけの静養は首相就任後初めて。28日午後に帰京する。
首相周辺によると、今回の“フルムーン”は「完全なプライベート」で同行は私設秘書だけ。途中立ち寄った千葉県君津市の「道の駅」では地元産のネギや自然薯を購入。一般客との記念撮影にも気軽に応じていた。
滞在先は太平洋を臨む同県鴨川市のホテルで、鴨川シーワールドが近くにある。鳩山首相は前日(26日)の記者会見で米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「3月いっぱいをメドに、自らも含め政府一丸となって政府案をまとめる努力をする」と強調。それに向けて、夫婦水入らずの充電といったところ。