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貴乃花親方、力士“第2の人生”支援へ

 相撲教室で笑顔の貴乃花親方(左)=入間市立狭山小
 相撲教室で笑顔の貴乃花親方(左)=入間市立狭山小

 大相撲の貴乃花親方(37)=元横綱貴乃花=が15日、引退した力士の再就職を支援する“セカンドキャリア制度”を導入する計画があることを明かした。同親方が所長を務める相撲教習所の改革案の一つで、現役力士や元力士に技能をつけさせることが目的になる。

 相撲の普及活動で、埼玉県入間市内の小学校を訪問した後、「力士の引退した後のことを考えてやりたい」と話した。具体的には、2012年から中学校で必修科目となる武道の中に相撲が入ることを受け、相撲指導員を育成したり、料理修業のあっせんなどを考えているという。

 以前から相撲の指導者に認定証を出す制度は協会にあるが、引退後の再就職支援まで踏み込めれば画期的なプランとなる。貴乃花派としては来月の夏場所前に初の合同げいこを間垣部屋で行う予定で、土俵内外で積極的な動きをみせている。

(2010年4月15日)





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