横浜F・マリノスの木村和司監督が15日、山形戦(17日)に向けて大幅にメンバーを入れ替えることを宣言した。ベンチから外れたメンバーにはナビスコ杯・磐田戦(14日)の「説教ビデオ」で反省が待っている。
1−2で敗れた14日の磐田戦が、木村監督には相当なショックだった。「ヒドイね。基本ができてない。寄せるとか、取られたら取り返しにいくとか、もらうために動きだすとか。ホント、基本的なこと。できるのにせんということ。サッカーなめたらいかんよ。大幅にメンバーを替える」
木村監督の雷が落ちたメンバーはまだ定かではないが、間違いなく山形戦のベンチメンバーからは外れることになる。「ビデオでここやというとこを丸で囲めば分かるやろ。そういうふうに(ビデオを)作れといってある。(外れたヤツは)見れば分かるやろ」。チームが山形戦を戦っている最中に、外れ組は“説教ビデオ”でじっくり反省することになる。
山形戦には待望の俊輔もスタメン出場が有力。「状態は変わってない。痛いだろうけど、痛いなりに仕事してくれるからな」。木村監督は頼みの俊輔と新メンバーで3月31日のナビスコ杯以来の勝利を目指す。 (荒川敬則)
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