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多田悦子、直前にドタバタ…防衛戦に向けて出国

南海キャンディーズ・しずちゃん手作りのお守りを手に笑顔で出国した多田

 王者・多田悦子が15日、24日にトリニダード・トバゴで行われる3度目の防衛戦に向けて出国した。

 ドタバタ出国だ。直前になって現地プロモーターから「(日本未公認の)WIBAのベルトをかけて、審判員もWIBAで構成する」とジムの平山会長に連絡があった。判定面で多田に不利が生じることも考えられるため、会長が拒否すると「地球は日本を中心に回ってない!」と一喝されたという。最終的に、WBAが公平なジャッジか否かを監視することで決着。しかし会長は「徹夜でメールして、朝の5時42分に解決しました」とお疲れだった。

 一方、試合前に余計な心配をかけたくないという会長の配慮で何も知らされていない多田は元気いっぱいだ。偏食家だが、パックご飯40食分と梅干し持参で食料対策は万全。「荷物は食べ物だけで45キロ。こんな食われへ〜ん」と笑顔で決戦の地へ出発した。



◆ WBA女子世界ミニマム級タイトルマッチ ◆
(4月24日、トリニダード・トバゴ チャグアナス・スポーツアリーナ)
王者
多田 悦子
(28・フュチュール)
<10回戦> 同級暫定王者
リア・ラムナリン
(31・トリニダード・トバゴ)
6勝2KO1分 13勝2KO5敗

[ 2010年4月16日付 ]

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