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自民から大ブーイング!舛添氏、東国原知事と会談

会談前に握手をする舛添前厚労相(右)と宮崎県の東国原知事
会談前に握手をする舛添前厚労相(右)と宮崎県の東国原知事
Photo By 共同

 自民党の舛添要一前厚生労働相は15日、宮崎県の東国原英夫知事と国会内で会談した。人気知事らとタッグを組み新党旗揚げが可能かどうか模索しているとみられるが、党内からは舛添氏に対する批判が噴出。そんな中、自民党を離党した鳩山邦夫元総務相が「国民の期待のピークに達している今がチャンス。大胆に行動した方がいい」とエール。夏の参院選に向け「反民主で大連合を作りたい」と意気込んだ。

 舛添氏と東国原氏は午後1時半から東京・永田町の参院議員会館で約40分間会談。終了後、舛添氏は「いい政策の議論ができた」とだけ語ってその場を去った。記者団に対応した東国原氏は舛添氏の離党、新党構想について「一切触れていなかった」と説明。地方分権改革に向けた政策づくりで連携していくことを確認したという。

 会談前、記者団を前に舛添氏と握手を交わした東国原氏は「これ、変な意味持ちませんかね?」と苦笑い。本来は東国原氏が政策の意見交換の場として約1カ月前に申し出て実現した会談。舛添氏の話題づくりとも映る動きに巻き込まれる格好となり戸惑いを隠せなかった。記者団からの「今後も2人で会う?」「舛添氏との連携は?」「一緒に行動?」との質問には「私は知事なので!」と気色ばむ場面も。

 自民党内からは舛添氏の言動に対し「“おおかみ中年”になり始めている」(後藤田正純衆院議員)と不満が噴出。党本部での全議員懇談会では除名を含め執行部に厳しい対応を求める意見が相次いだ。山本幸三衆院議員は「結束を乱すがん細胞は早めに除去すべきだ」と要求。大島理森幹事長は、近く舛添氏から事情を聴く考えを示した。

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