インド宇宙研究機関(ISRO)は15日、南部アンドラプラデシュ州スリハリコタ島の宇宙センターで、極低温の液体燃料を使った国産エンジン搭載の新型衛星ロケットを打ち上げたが、ロケットは間もなく地上との交信を絶ち実験は失敗に終わった。
PTI通信によると、打ち上げに使われたのは、静止衛星打ち上げ用ロケット「GSLV」の最新型。ISRO当局者は「(今回開発した)二つのエンジンに着火しなかったのが原因」と指摘した。(共同)