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更新: 2010/04/15(11:32)
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普天間のグアム移転計画に遅れか 日本の混迷を歓迎
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普天間基地の移設に新たな問題が浮上です。2014年までに海兵隊の一部をグアムに移転する計画が、アメリカ側の事情で間に合わなくなる可能性のあることがANNの取材で明らかになりました。
上院軍事委員会、ジム・ウェッブ上院議員:「今すぐ手を打たなければ、グアム移転を2014年までには完了できなくなるだろう」 上院軍事委員会の重鎮のウェッブ議員は、グアム移転のためのインフラを整備する時間と予算が足りないと指摘しました。グアム移転計画を進めれば、隊員と家族、工事関係者などが流入し、約17万人の人口のところに8万人が増えることになります。しかし、水道や電気などのインフラ整備はすべてこれからという状況で、到底、追いつきそうにありません。移設期限の延期を連邦議会に申し入れたグアム議会の議長は、むしろ鳩山政権の迷走を歓迎しています。 グアム議会・ウォンパット議長:「(鳩山政権の迷走は)グアムにとって歓迎すべきことだ。おかげで予算確保のためにロビー活動をする時間が得られる」 普天間問題をめぐる鳩山政権の混乱に加えて、受け入れ先のグアムに大きな問題が出てきたことで、普天間基地が固定化される可能性も出てきました。 |
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