女性遺体:博多湾で頭部発見 諸賀さんの可能性

2010年4月15日 17時49分 更新:4月15日 22時27分

切断遺体が見つかった現場。(1)下腹部(2)両腕(3)胴体、15日に(4)頭部が見つかった=福岡市で2010年4月15日午後5時53分、本社ヘリから山下恭二撮影
切断遺体が見つかった現場。(1)下腹部(2)両腕(3)胴体、15日に(4)頭部が見つかった=福岡市で2010年4月15日午後5時53分、本社ヘリから山下恭二撮影

 15日午後4時15分ごろ、福岡市中央区那の津3の博多湾で、男性作業員が「人の頭のようなものがある」と福岡県警博多臨港署に通報した。駆けつけた同署員が海面に浮いている頭部を確認した。司法解剖して死因の特定を急ぐ。また県警は同日、頭部が見つかった現場から約70メートル離れた場所で14日に見つかった胴体部分は、福岡市博多区堅粕(かたかす)の会社員、諸賀礼子さん(32)の遺体の一部と発表した。

 同市西区の能古島では3月15日に諸賀さんの下腹部が、4月9日には同市中央区那の津1の福岡競艇場で両腕が見つかっており、福岡県警は頭部も諸賀さんの可能性が高いとみてDNA型を鑑定する。

 県警によると、見つかった頭部は首の下部から上。性別は不明。目立った外傷は確認されていない。また、胴体の切断面は下腹部や両腕の切断面とほぼ一致したという。【島田信幸】

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