「目の前の人を少しでもラクにするのが医者の仕事」という神田橋先生の治療方針の一つに
「症状の中にその人の強みがある」という考え方があります。
これはもう、目から鱗でした。
たとえば私は傍若無人の無礼者ですが、そしてそれは一般的に考えると欠点ですが
それをいかに役に立つものに磨いていくか、という発想の転換。
をまずこの本作りでもしてみました。
で、神田橋先生に大変無礼な質問を二つぶつけてみたのです。ていうか本の中身は二つだけじゃないんですけど。今日ここに書くのは二つ。
その1 神田橋先生は岩永先生を大変高く評価していらっしゃいます。岩永先生が地元では作業療法士の域を超えて画期的な支援をしていらっしゃるのは私も知っていますが、どうして岩永先生にそこまで期待を寄せられるのですか?
神田橋先生に無礼で、岩永先生に無礼な質問ですね。でも明快な答えをくださいました。なるほどな〜と思いましたよ。
手法としての感覚統合を評価しているわけじゃないんです(評価していないわけじゃないですよ、もちろん)。でも感覚統合という手法より、岩永先生の方向性を評価しているんです。
そのお答えを聞いて、先生が発達障害者の未来につながる支援をどう考えているのか、明確にわかりました。「診断が治療に結びついていない」という現状。その現状を打破する研究を岩永先生はしている、と神田橋先生はお考えなんだそうです。詳しくは本の中で。
で、二つ目の質問。
その2 先日の「祭り」を見てもわかるとおり、精神科医の先生たちは立場の違いを超えて、神田橋先生を尊敬しているようです。代替療法等にも親和性の高い神田橋先生を、どうしてエビデンス重視のお医者様たちも尊敬するのでしょう?
「そんなことないですよ。何か変なことやっていると思われていますよ」とおっしゃっていましたが、EBMと代替療法についてのお考えははっきりと聞くことができました。どうして代替療法を排除しないか。なぜ効果のあるサプリを積極的に探すか。どうして漢方を取り入れるか。これもまた、目から鱗。
どうして神田橋先生が発達障害について発言されることになったかというとですね、それは全国からボロボロになった人たちが送られてくるからみたいです。何年も医療によってダメにされていた人たちが、先生のもとではよみがえっていくってお弟子さんがおっしゃっていました。だから、「治すのが医者の仕事だろうが。何やってんだ」というお気持ちが強くなったんじゃないでしょうか。
そのせいかうちの本には珍しく、あの優しい先生の「怒り」がところどころ見られます。これも私の傍若無人能力のおかげかも。
私の傍若無人能力の賜物で、面白い本に仕上がると思っています。乞うご期待。
「症状の中にその人の強みがある」という考え方があります。
これはもう、目から鱗でした。
たとえば私は傍若無人の無礼者ですが、そしてそれは一般的に考えると欠点ですが
それをいかに役に立つものに磨いていくか、という発想の転換。
をまずこの本作りでもしてみました。
で、神田橋先生に大変無礼な質問を二つぶつけてみたのです。ていうか本の中身は二つだけじゃないんですけど。今日ここに書くのは二つ。
その1 神田橋先生は岩永先生を大変高く評価していらっしゃいます。岩永先生が地元では作業療法士の域を超えて画期的な支援をしていらっしゃるのは私も知っていますが、どうして岩永先生にそこまで期待を寄せられるのですか?
神田橋先生に無礼で、岩永先生に無礼な質問ですね。でも明快な答えをくださいました。なるほどな〜と思いましたよ。
手法としての感覚統合を評価しているわけじゃないんです(評価していないわけじゃないですよ、もちろん)。でも感覚統合という手法より、岩永先生の方向性を評価しているんです。
そのお答えを聞いて、先生が発達障害者の未来につながる支援をどう考えているのか、明確にわかりました。「診断が治療に結びついていない」という現状。その現状を打破する研究を岩永先生はしている、と神田橋先生はお考えなんだそうです。詳しくは本の中で。
で、二つ目の質問。
その2 先日の「祭り」を見てもわかるとおり、精神科医の先生たちは立場の違いを超えて、神田橋先生を尊敬しているようです。代替療法等にも親和性の高い神田橋先生を、どうしてエビデンス重視のお医者様たちも尊敬するのでしょう?
「そんなことないですよ。何か変なことやっていると思われていますよ」とおっしゃっていましたが、EBMと代替療法についてのお考えははっきりと聞くことができました。どうして代替療法を排除しないか。なぜ効果のあるサプリを積極的に探すか。どうして漢方を取り入れるか。これもまた、目から鱗。
どうして神田橋先生が発達障害について発言されることになったかというとですね、それは全国からボロボロになった人たちが送られてくるからみたいです。何年も医療によってダメにされていた人たちが、先生のもとではよみがえっていくってお弟子さんがおっしゃっていました。だから、「治すのが医者の仕事だろうが。何やってんだ」というお気持ちが強くなったんじゃないでしょうか。
そのせいかうちの本には珍しく、あの優しい先生の「怒り」がところどころ見られます。これも私の傍若無人能力のおかげかも。
私の傍若無人能力の賜物で、面白い本に仕上がると思っています。乞うご期待。