社会

中電作業再開するも反対派の抗議で中止に
(山口県)
上関原発建設を進める中国電力は先週中止した建設予定地の海岸に
侵入防止柵を設置する作業を15日から再開した。しかし現場では計画に反対する祝島の人たちが抗議し、結局作業は中止された。中国電力は今月5日、6日と上関原発建設予定地の海岸にある仮桟橋の両脇に侵入防止柵を設置しようとしたが祝島の人たちの抗議行動により作業を中止した。15日は警備員や社員の数をこれまでの20人から120人に大幅に増やして作業に取り掛かった。一方、祝島の人たちも朝早くから建設予定地の海岸を訪れ抗議の声を挙げた。中国電力は資材や機材を搬入するために設置している仮桟橋の両脇に
高さ2メートル程度の侵入防止柵を設置する計画。座り込みを続ける反対派の人たちに対して中国電力はその後も移動するよう呼びかけたり設置する柵を運び出そうと試みたが反対派の抗議がおさまることはなく結局、中国電力は午後5時前に作業を断念した。〆
[ 4/15 19:20 山口放送]