幼児を司法解剖で死因特定へ 「知らぬ間にあざ」と母親堺市堺区の岩本隆雅ちゃん(1)が虐待を受け死亡したとされる事件で、母親(21)が大阪府警の任意聴取に対し「仕事から帰宅すると、自分の知らない間にあざができていた」と説明していることが15日、捜査関係者への取材で分かった。 府警は、傷害容疑で逮捕した同居の無職古田島昴志容疑者(23)が、母親不在の間に虐待を繰り返していたとみて捜査。捜査関係者によると、母親は「暴力について怒ったこともある」と話しているという。 府警は同日午後、隆雅ちゃんの遺体を司法解剖し死因を特定した上で、傷害致死容疑などの適用を検討し捜査を進める。 逮捕容疑は、4月13日午後6時~翌14日午前5時ごろまでの間に、堺市堺区中向陽町1丁の同居先アパートで、隆雅ちゃんの腹部を押さえつけ、腹腔内出血などの傷害を負わせた疑い。 【共同通信】
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