福岡市の女性会社員の切断された遺体が見つかった事件で、遺体は電動ノコギリのようなもので切断された可能性の高いことが捜査関係者への取材で分かりました。
この事件は、福岡市の3か所で諸賀礼子さん(32)の切断された遺体が相次いで見つかったものです。
今月9日までに、腰の部分と両腕が見つかっていましたが、14日に港で発見された胴体についても、警察はDNA鑑定の結果、諸賀さんのものと断定しました。
この事件で、これまでに見つかった遺体の司法解剖の結果、骨の切断面は電動ノコギリのような工具で一度に切断されたとみられる特徴があることが、捜査関係者への取材で分かりました。
警察は、福岡市内のホームセンターなどで電動工具の販売記録を調べ、不審な人物の割り出しを進めています。
また、胴体部分が発見された付近で、人の頭部が発見されました。(15日17:04)