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海中から頭部も発見、会社員の女性か 福岡・遺棄事件

2010年4月15日17時35分

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 福岡市中央区那の津3丁目の須崎ふ頭で15日午後、海中から人の切断された頭部が見つかった。14日に胴体部分が発見されたのとほぼ同じ場所。福岡県警は、同市西区の能古島などで切断遺体が見つかった同市博多区の会社員諸賀(もろが)礼子さん(32)とみて調べている。

 遺体は、腰の部分が3月15日に能古島の海岸で、ポリ袋に入った両腕が4月9日に福岡市中央区の福岡競艇場内の海で、それぞれ見つかった。さらに競艇場から直線で約200メートルの岸壁沿いで14日に胴体部分が見つかり、いずれもDNA型鑑定や指紋で諸賀さんと確認された。

 諸賀さんは3月5日夜に勤務先を退社したが、同6日朝にゴルフコンペのために同僚が自宅を訪ねたところ、応答がなかった。自室には普段使っているバッグや財布があったが、私用の携帯電話がなくなっていた。県警は、5日夜から6日未明にかけて事件に巻き込まれたとみて調べている。

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