反対とかの前に考えてみようぜ!

東京都青少年健全育成条例改正問題や陣家用語法案などにも関わる話をしたいと思います。

まずこちら。
平野綾薬指に銀色指輪 「結婚か」とネット騒然

はっきり言って大した事無いどうでもいい記事。
他の声優さんがそうなっていたとして騒ぎになるだろうか?と言うと、そうでもないでしょう。
ただ時の人ですし、ファンの文章が問題だ。

事実はどうなのか知らないが、人の幸せ妬むって性格歪んでるでしょ。
ファンがどれだけ本気なのか僕にはわからない。
ネタで書いたかもしれない。

しかし、ネットと言うのは意識して無いかもしれないけれども公の場なんですよ?
外で大声で言っているのと同じなのです。
そういう意識が無いんだと思うけれども、ネットの書き込みで逮捕されるんです。

平野さんはすごい大変な思いしてるんですよ。
僕が平野さんが出ているとある作品のアフレコ行ったら欠席されていて何かな?と思ったら、その前の収録しているスタジオで倒れたんですよ。
大騒ぎになったから皆さんも知っている方もいらっしゃると思います。

そしてその後、違う平野さんの出ている作品でアフレコに行ったら痛々しい姿でアフレコに来ていたんです。
本当に一生懸命頑張っていました。
まだまともに歩けない状態でしたが穴あけてはいけないと思ったんでしょう。
今も体調はまだ不安定のようで、病気も完治と言うわけには行かない病気だと思います。
必死で頑張っている人にファンが向ける言葉ですか!?
こういう事を言っているから、変な法案が出てくるんです。

たぶん、「こんなこといっているの俺たちだけじゃない。芸能なんかもっとそうだろ」と言う人がいるでしょう。
良く見てください。
マンガやアニメ関係の場合、ネタと言う意識で結構言葉が行き過ぎていると思いませんか?
僕はそう思います。
悔しいとか、妬みとかそういった気持ちを押しつぶせといってる訳では無いです。
言葉を選べと言っている訳です。
本気、本気じゃないではなく、さっきも言ったとおりに公の場と言うのを意識しよう。

PERFECT BLUEと言うアニメ映画を見てみると考えるところがあると思う。
しっかりとした態度を取らなければ、変な法案だされても仕方ないでしょう?
人は傷つける、表現の自由だ。
そんな風にしていたら無法地帯になっちゃいますよ。

全部の人がそうじゃないというのはわかっていますし、僕だってできた人間ではありません。
でも気をつけていかないといけないです。
〜がいい、〜がいけないではなく、そんなもの無くても大丈夫だと態度で示す事が必要なんだと思います。

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プロフィール

中村 圭三

Author:中村 圭三
アニメーター
アニメの原画や演出、ちょっとした企画とか色々やっています。

アニメの現場は結構大変!
楽しい事ばかりじゃないけれども、僕の周りの現場の人たちは頑張っています。

そんな現場の人たちがこんな事を考えながら仕事しているのかと感じて頂ければと思います。

※このブログは中村個人のブログです。

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