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海で発見の胴体、会社員の女性と判明 福岡

2010年4月15日16時3分

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 福岡市中央区の海で女性とみられる胴体が見つかった事件で、福岡県警は15日、胴体は同市西区の能古島などで切断遺体が見つかった同市博多区の会社員諸賀(もろが)礼子さん(32)と判明した、と発表した。DNA型鑑定などで身元の確認を進めていた。

 胴体部分は14日午前8時ごろ、福岡市中央区那の津3丁目の須崎ふ頭で、作業員の男性が見つけた。首の下から腹部までで、岸壁と運搬船の間の海に浮いていた。両腕が肩からなかった。服は身につけておらず、袋などにも入っていなかった。

 諸賀さんは3月5日夜に勤務先を退社したが、同6日朝にゴルフコンペのために同僚が自宅を訪ねたところ、応答がなかった。自室には普段使っているバッグや財布があったが、私用の携帯電話がなくなっていた。県警は、5日夜から6日未明にかけて事件に巻き込まれたとみて調べている。

 遺体は腰の部分が同15日に能古島の海岸で、ポリ袋に入った両腕が4月9日に福岡市中央区の福岡競艇場内の海で、それぞれ見つかった。胴体部分が見つかったのは競艇場から直線で約200メートルの岸壁沿いだった。

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