違法政治活動:検察、全教組幹部3人を聴取

 ソウル中央地検公安2部(柳好根〈ユ・ホグン〉部長)は13日、全国教職員労働組合(全教組)のチョン・ジンフ委員長ら幹部3人に対し、国家公務員法・政治資金法違反の容疑で事情聴取を行った。

 検察によると、チョン委員長らは、政党への加入を禁止する国家公務員法に違反し、民主労働党へ加入したり、党費を納めたりするなど、違法な政治活動を行った疑いが持たれている。

 だが、チョン委員長らはこの日、検察の事情聴取に対し黙秘を貫いたという。

 警察は先月、違法な政治活動を行った疑いが持たれている、全教組と全国公務員労働組合(全公労)の組合員284人を書類送検した。このうち、チョン委員長ら112人については、国家公務員法・政党法・政治資金法違反の容疑を適用し、また全公労のヤン・ソンユン委員長ら170人には政治資金法違反容疑を、残る二人には国家公務員法・政党法違反の容疑を適用した。

柳井(リュ・ジョン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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