［フィギュア］織田が中学同級生と結婚へ、１０月にはパパ

　バンクーバー五輪フィギュアスケート男子代表の織田信成（２３）＝関大＝が、中学校時代の同級生と結婚することが１４日、明らかになった。来季が始まる１０月ごろには第１子も誕生する予定。近く入籍し、日本フィギュア界史上初の“パパで五輪”を目指す。

　戦国武将・織田信長の１７代目末えいの信成に、“１８代目”が誕生する。関係者によると、織田は関大入学後から高槻二中の同級生だった一般女性と交際をスタート。家族やスケート仲間も公認の仲で、試合にも度々応援に駆けつけていた。

　ショートプログラム２８位に終わった３月の世界選手権前に彼女のオメデタが分かり、２０１４年ソチ五輪で日本初の“パパさん代表”を目指すことを決意。休学中だった関大に今春復学するため学生結婚となる。今季まで師事したモロゾフ・コーチとは契約を解消し、家族のためにも国内を拠点に練習を行う。

　母の憲子コーチも新しい命の誕生を心待ちにしているが、高槻市の関大リンクで「取材はお受けできません」と話し、織田は姿を見せなかった。早ければ今週中にも父親としての決意を正式に報告する。