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桂春蝶と茂山逸平、TG場外戦!大阪でイベントPR

火花を散らす桂春蝶(左)と茂山逸平

◆ 29日、ABCホールで「春蝶・逸平の一緒に遊びまSHOW」開催 ◆

 落語家の三代目桂春蝶(35)と狂言師の茂山逸平(30)が14日、大阪市内で会見し、29日に大阪・ABCホールで落語と狂言のイベント「春蝶・逸平の一緒に遊びまSHOW」を開くことを発表した。阪神ファンの春蝶と巨人ファンの茂山は会見中から激しく火花。今季どちらかが優勝した場合の罰ゲームを課すなど“TGバトル場外戦”を繰り広げた。

◆ 代々続く因縁?早くも火花 ◆

 父親・二代目春蝶譲りの熱狂的な阪神ファンの春蝶は、会見で開口一番こう言った。

 「彼は楽屋で巨人の話ばかりする。阪神ファン代表として舞台上で戦いたい」

 東京ドームで熱戦中のチームと同様、大阪でもファン同士の熱いバトルが発生。春蝶は1月4日付スポニチで、阪神が優勝したら甲子園で落語会を開くという“寅(とら)年V公約”を掲げたが「そこで祝舞をやっていただく」とG党の茂山に屈辱的な罰ゲームを課した。

 すると茂山も反撃。「巨人が優勝したらいつも盛大な焼き肉パーティーをするが、そこに来てもらって巨人を褒めてもらう」とこちらも虎党・春蝶のプライドがズタズタにされそうな罰ゲームをブチ上げた。

 もともとは約10年前、春蝶がファンだった茂山のイベントに参加して以来の付き合い。互いの芸を尊敬する良好な関係で、今回は狂言のネタを落語にアレンジして春蝶が、落語のネタを狂言にアレンジして茂山が披露するという、2人ならではのイベントが実現した。

 ただ、プロ野球になると話は別。祖父の四世茂山千作が虎党だった茂山が「阪神が負けると翌日の稽古が厳しかった。阪神ファンは粗野」とこぼすと、春蝶は「巨人ファンは弱いと応援しない。冷たい」と応酬した。どこまで行っても譲らない2人。今秋、辛酸をなめるのは果たして…。

[ 2010年4月15日付 ]

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