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山崎直子宇宙飛行士:和服で手巻きすし 宇宙から日本文化

和服姿で野口聡一宇宙飛行士(右)と手巻きすしを作る山崎直子宇宙飛行士=ロイター
和服姿で野口聡一宇宙飛行士(右)と手巻きすしを作る山崎直子宇宙飛行士=ロイター

 【ジョンソン宇宙センター(米テキサス州)奥野敦史】国際宇宙ステーション(ISS)に滞在する山崎直子宇宙飛行士(39)が米中部時間14日午後(日本時間15日午前)、ピンクの和服姿で野口聡一宇宙飛行士(45)と2人で手巻きすしを作り、同僚の飛行士に振る舞った。米航空宇宙局はこの様子を世界に動画で配信した。世界初の「宇宙すし店」の開店として注目されそうだ。

 無重力状態のため、ご飯などが浮かび上がるトラブルに見舞われながらも、山崎さんはしゃもじでご飯をすくってのりを巻き、野口さんがすしネタをスプーンで入れた。野口さんはマグロやエビなど刺し身の宇宙食をISSに持ち込んでおり、それを使ったという。

 14日早朝(同14日午後)の記者会見で、野口さんは「(ISSでの活動は)科学はもちろん日本文化を広げるきっかけにしたい」と話していた。さっそく、着物とすしを通して世界に日本への理解を深めるのに一役買った形だ。

毎日新聞 2010年4月15日 10時42分(最終更新 4月15日 10時56分)

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