普天間基地撤去!朝鮮高校無償化除外を許さない!なめ憲4月定例行動で声を大に訴える。
普天間基地撤去!朝鮮高校無償化除外を許さない!なめ憲4月定例行動で声を大に訴える。
4月11日日曜日、曇り後晴れ。なめ憲街宣車(リヤカー)のプラカードに張られた雨除けビニールを急きょ取り外し、釜ヶ崎のセンターを後にさっそうと天王寺公園東口へ、なめ憲4月定例行動へと向かった。天が、なめ憲4月定例行動を応援してくれているのか、雨との天気予報にもかかわらず太陽が顔をのぞかせ汗ばむ位の陽気となった。
なめ憲4月定例行動の主張は2つ。「普天間基地撤去!」と「朝鮮高校無償化除外を許さない!」である。
「普天間基地撤去!」の主張は、4月27日「普天間基地をすぐ返せ・新基地建設を許さない!4・27大阪集会」(午後6時30分、扇町公園、集会後デモ)への参加呼びかけを行いつつ展開された。
沖縄では、「普天間基地撤去!」にむけ島ぐるみ10万人規模の県民大会が4月25日に、さらに5月16日には普天間基地包囲・ヒューマンチェーンの闘いが組まれている。「4・27大阪集会」はこの沖縄の闘いに連帯するもので、なめ憲も、「米軍基地撤去!」は全日本の問題として連帯し行動に起ち上がった。
「いらんわ米軍基地!普天間基地撤去!3・13日本大阪集会」(日本人民委員会主催)、そして沖縄ピースウォーク大阪行進に続く取り組みで、大阪から「普天間基地撤去!」の声を沖縄へ全国へ世界へ届けるべく「4・27大阪集会」を共に闘いたいと思います。
15年前の少女暴行事件で、米軍基地撤去の声が全国で巻き起こり、普天間基地の返還撤去が当時の橋本内閣のときに約束されていた。ところが、自公政権のときに「返還撤去」がいつの間にか「移設」にすり替えられた。この欺瞞を徹底糾弾するアピールや、「日本はいつまでアメリカに屈従しなくてはならないのか!」「アメリカが日本を守ってくれるというのは嘘っぱち。毎年6千億円もの日本国民の血税を『思いやり予算』とかいって気前よくくれる日本に居心地が良いだけ。」といった在日米軍基地への怒りのアピールが続いた。
日本の怒り、沖縄の怒りを米兵人形にたたきつける
「普天間基地問題は日米関係の危機」は真っ赤なウソ
服部衆議院議員の報告紹介に注目集まる
なかでも、社民党の服部良一衆議院議員の訪米報告の紹介が注目をよんだ。服部議員は、安部知子政審会長とこの1月に訪米し、普天間問題に関し米議員や外交・軍事に関与する多くの議員補佐官、シンクタンク、NGOの皆さんと会い議論してきたという。結果、一様に言えるのは普天間問題を危機と受け止めている人は皆無であったということだ。そこで聞くのは「うまく解決して行こうじゃないか」の声であったとのことだ。服部議員は「騒いでいるのは、ワシントンDCにいる日本の記者クラブではないのかと思う。」と感想を述べられていた。
ここから、「普天間問題は日米関係の危機」というのはどうも作為的にデッチあげられた危機だということが透けて見えてくる。在日米軍基地があり続けることで利権を得ているのか、普天間基地撤去、米軍基地整理縮小に危機感をもち、日米危機を捏造してまで基地存続にこだわるのは、日米でも極々少数の者たちにすぎないということだ。
こんな奴らに騙されてはいけない。「普天間基地撤去!」をマイクのボリュームを大にして訴えた。
服部さん、基地撤去にむけ国会でもがんばってください。
多くの人が足をとめ署名に協力
訴えにこたえ、おおくの方々が足を止め「普天間基地撤去」の署名に協力してくださいました。ある沖縄の男性の方は、一旦署名を済ませた後自転車で取って返してきて「私は沖縄出身です。ありがとう。頑張って下さい。」とわざわざ言いにこられたりした。
皆さん、ご協力ありがとうございます。
朝鮮高校無償化除外は許さん!
橋下知事の民族排外主義糾弾!
今回のなめ憲のもう一つの大事な柱は「朝高無償化除外を断じて許さない!」の訴えかけだ。政府は、第三者機関による審査を経て、朝高を無償化の対象にするか否かを参院選後をメドに結論を先送りするという。他の高校生はすでに4月から無償化施行の恩恵を受けており、朝鮮高校に通う生徒だけが未だ無償化の対象からはずされたままだ。これ自体明らかな差別で断じて許されない。さらに悪いのは、他ならぬ私たちの暮らす大阪の知事、橋下だ。「朝鮮総連との関係を切れ」「金日成、金正日父子の肖像画を外せ」「言うことをきかなければ、無償化除外は勿論、毎年続けてきた大阪府の朝鮮学校への助成金も止める」と言って、すでに予算の付いているこの4月からの大阪府内の朝鮮学校への助成金もストップしてしまった。これは、明らかに政治の教育への介入である。橋下知事は、「『北』朝鮮と朝鮮総連は暴力団と同じ悪者。金日成、金正日父子はその象徴」だから、いうことを聞かなければ朝鮮学校だけは差別してはばからないという態度だ。しかし、朝鮮人にとって、金日成は尊敬してやまない建国の父であり、朝鮮はアメリカと比べれば小さな国かもしれないが大国アメリカを向こうにまわして堂々と自らの立場を主張できる誇り高き祖国であり、金正日は祖国の信奉できる指導者だとしたらどうであろう。橋下知事の政治的主張は一方的なひとつの立場にすぎないということだ。自らの政治的立場を絶対化して教育に介入し、その政治主張を強制する。これこそファシズムだ。かつて日本で、皇民化教育の強制が行われた。その結果が戦争の惨禍であったことを忘れてはならない。学問の自由(憲法23条)はその深い反省から生まれた侵すことのできない権利である。それを平然と侵し教育に介入し、朝鮮学校を差別し、民族排外主義を煽る。そして橋下曰く「大阪府民を代表して行う」「朝鮮学校に通う子供たちに罪はない。『いうことをきかない』大人が悪い」と。
なめ憲参加者はキレた!「日本の民主主義が危ない!」「橋下知事は、朝鮮学校の子供たちを人質に、教育に介入し、朝鮮バッシング・民族排外主義の自らの政治主張を朝鮮学校に強制しようとしている。ファシストだ!」。「知事の権力を使って民族差別を煽るな!」「朝鮮学校を差別するというのは、大阪府民の声ではない。府民を代表してなどと言って府民を共犯者にするようなことはやめろ!」「知事という公職にある者が公権を使い朝鮮学校だけを無償化から除外し助成金もストップを公然と行うのは、在特会が同様の主張をするのと全く別次元のもので、その責任と罪は極めて大きい。」「在日朝鮮人から税金だけはしっかり取って、助成金ストップ、無償化除外とはどういうことか。」「橋下知事は、点数成績至上主義で、教育委員会の委員を2人も辞めさせたそうだが、教育で大事なことを忘れてませんか。それは人を差別してはいけないということ。」「朝鮮学校の次は日本の学校での教育への介入か。」「朝鮮学校の子供たちに罪はないと言いながら、知事の朝鮮学校だけ除外という行為は新たな民族差別を生み、結局その被害は朝鮮学校の子供たちが受けるということを知れ。」「府民として橋下知事を知事として頂くのはがまんならない。すぐ辞職しろ!」「お隣の兵庫県の井戸知事は、朝鮮学校だけ無償化の対象から除外するのはおかしいと表明された。極めて良識的でまともな意見だ。橋下知事の異常さが際立つ。」と怒りのアピールが続いた。
ここでも併せて、「朝鮮学校への無償化の差別なき適用を求める署名」の活動が行われた。
多くの皆さんにご協力をいただきました。ありがとうございます。
傍らでは、橋下知事の写真を的に怒りのボール投げ
糾弾の鉄槌を橋下知事人形に下す。
民族排外主義の被害、その人の痛みはこんなもんじゃ済まないだろう。
しかし、考えてもみれば在日朝鮮人には選挙権はない。橋下を知事に選んだのも日本人であり大阪府民だということだ。橋下の民族排外主義を許すのか否かは、われわれ日本人の責任であり、日本の民主主義が問われている問題だ。
橋下知事を糾弾し、朝鮮学校への助成金と高校無償化の完全実施を勝ち取りましょう。共に頑張りましょう。
報告 日本人民委員会 伊関
4月11日日曜日、曇り後晴れ。なめ憲街宣車(リヤカー)のプラカードに張られた雨除けビニールを急きょ取り外し、釜ヶ崎のセンターを後にさっそうと天王寺公園東口へ、なめ憲4月定例行動へと向かった。天が、なめ憲4月定例行動を応援してくれているのか、雨との天気予報にもかかわらず太陽が顔をのぞかせ汗ばむ位の陽気となった。
なめ憲4月定例行動の主張は2つ。「普天間基地撤去!」と「朝鮮高校無償化除外を許さない!」である。
「普天間基地撤去!」の主張は、4月27日「普天間基地をすぐ返せ・新基地建設を許さない!4・27大阪集会」(午後6時30分、扇町公園、集会後デモ)への参加呼びかけを行いつつ展開された。
沖縄では、「普天間基地撤去!」にむけ島ぐるみ10万人規模の県民大会が4月25日に、さらに5月16日には普天間基地包囲・ヒューマンチェーンの闘いが組まれている。「4・27大阪集会」はこの沖縄の闘いに連帯するもので、なめ憲も、「米軍基地撤去!」は全日本の問題として連帯し行動に起ち上がった。
「いらんわ米軍基地!普天間基地撤去!3・13日本大阪集会」(日本人民委員会主催)、そして沖縄ピースウォーク大阪行進に続く取り組みで、大阪から「普天間基地撤去!」の声を沖縄へ全国へ世界へ届けるべく「4・27大阪集会」を共に闘いたいと思います。
15年前の少女暴行事件で、米軍基地撤去の声が全国で巻き起こり、普天間基地の返還撤去が当時の橋本内閣のときに約束されていた。ところが、自公政権のときに「返還撤去」がいつの間にか「移設」にすり替えられた。この欺瞞を徹底糾弾するアピールや、「日本はいつまでアメリカに屈従しなくてはならないのか!」「アメリカが日本を守ってくれるというのは嘘っぱち。毎年6千億円もの日本国民の血税を『思いやり予算』とかいって気前よくくれる日本に居心地が良いだけ。」といった在日米軍基地への怒りのアピールが続いた。
日本の怒り、沖縄の怒りを米兵人形にたたきつける
「普天間基地問題は日米関係の危機」は真っ赤なウソ
服部衆議院議員の報告紹介に注目集まる
なかでも、社民党の服部良一衆議院議員の訪米報告の紹介が注目をよんだ。服部議員は、安部知子政審会長とこの1月に訪米し、普天間問題に関し米議員や外交・軍事に関与する多くの議員補佐官、シンクタンク、NGOの皆さんと会い議論してきたという。結果、一様に言えるのは普天間問題を危機と受け止めている人は皆無であったということだ。そこで聞くのは「うまく解決して行こうじゃないか」の声であったとのことだ。服部議員は「騒いでいるのは、ワシントンDCにいる日本の記者クラブではないのかと思う。」と感想を述べられていた。
ここから、「普天間問題は日米関係の危機」というのはどうも作為的にデッチあげられた危機だということが透けて見えてくる。在日米軍基地があり続けることで利権を得ているのか、普天間基地撤去、米軍基地整理縮小に危機感をもち、日米危機を捏造してまで基地存続にこだわるのは、日米でも極々少数の者たちにすぎないということだ。
こんな奴らに騙されてはいけない。「普天間基地撤去!」をマイクのボリュームを大にして訴えた。
服部さん、基地撤去にむけ国会でもがんばってください。
多くの人が足をとめ署名に協力
訴えにこたえ、おおくの方々が足を止め「普天間基地撤去」の署名に協力してくださいました。ある沖縄の男性の方は、一旦署名を済ませた後自転車で取って返してきて「私は沖縄出身です。ありがとう。頑張って下さい。」とわざわざ言いにこられたりした。
皆さん、ご協力ありがとうございます。
朝鮮高校無償化除外は許さん!
橋下知事の民族排外主義糾弾!
今回のなめ憲のもう一つの大事な柱は「朝高無償化除外を断じて許さない!」の訴えかけだ。政府は、第三者機関による審査を経て、朝高を無償化の対象にするか否かを参院選後をメドに結論を先送りするという。他の高校生はすでに4月から無償化施行の恩恵を受けており、朝鮮高校に通う生徒だけが未だ無償化の対象からはずされたままだ。これ自体明らかな差別で断じて許されない。さらに悪いのは、他ならぬ私たちの暮らす大阪の知事、橋下だ。「朝鮮総連との関係を切れ」「金日成、金正日父子の肖像画を外せ」「言うことをきかなければ、無償化除外は勿論、毎年続けてきた大阪府の朝鮮学校への助成金も止める」と言って、すでに予算の付いているこの4月からの大阪府内の朝鮮学校への助成金もストップしてしまった。これは、明らかに政治の教育への介入である。橋下知事は、「『北』朝鮮と朝鮮総連は暴力団と同じ悪者。金日成、金正日父子はその象徴」だから、いうことを聞かなければ朝鮮学校だけは差別してはばからないという態度だ。しかし、朝鮮人にとって、金日成は尊敬してやまない建国の父であり、朝鮮はアメリカと比べれば小さな国かもしれないが大国アメリカを向こうにまわして堂々と自らの立場を主張できる誇り高き祖国であり、金正日は祖国の信奉できる指導者だとしたらどうであろう。橋下知事の政治的主張は一方的なひとつの立場にすぎないということだ。自らの政治的立場を絶対化して教育に介入し、その政治主張を強制する。これこそファシズムだ。かつて日本で、皇民化教育の強制が行われた。その結果が戦争の惨禍であったことを忘れてはならない。学問の自由(憲法23条)はその深い反省から生まれた侵すことのできない権利である。それを平然と侵し教育に介入し、朝鮮学校を差別し、民族排外主義を煽る。そして橋下曰く「大阪府民を代表して行う」「朝鮮学校に通う子供たちに罪はない。『いうことをきかない』大人が悪い」と。
なめ憲参加者はキレた!「日本の民主主義が危ない!」「橋下知事は、朝鮮学校の子供たちを人質に、教育に介入し、朝鮮バッシング・民族排外主義の自らの政治主張を朝鮮学校に強制しようとしている。ファシストだ!」。「知事の権力を使って民族差別を煽るな!」「朝鮮学校を差別するというのは、大阪府民の声ではない。府民を代表してなどと言って府民を共犯者にするようなことはやめろ!」「知事という公職にある者が公権を使い朝鮮学校だけを無償化から除外し助成金もストップを公然と行うのは、在特会が同様の主張をするのと全く別次元のもので、その責任と罪は極めて大きい。」「在日朝鮮人から税金だけはしっかり取って、助成金ストップ、無償化除外とはどういうことか。」「橋下知事は、点数成績至上主義で、教育委員会の委員を2人も辞めさせたそうだが、教育で大事なことを忘れてませんか。それは人を差別してはいけないということ。」「朝鮮学校の次は日本の学校での教育への介入か。」「朝鮮学校の子供たちに罪はないと言いながら、知事の朝鮮学校だけ除外という行為は新たな民族差別を生み、結局その被害は朝鮮学校の子供たちが受けるということを知れ。」「府民として橋下知事を知事として頂くのはがまんならない。すぐ辞職しろ!」「お隣の兵庫県の井戸知事は、朝鮮学校だけ無償化の対象から除外するのはおかしいと表明された。極めて良識的でまともな意見だ。橋下知事の異常さが際立つ。」と怒りのアピールが続いた。
ここでも併せて、「朝鮮学校への無償化の差別なき適用を求める署名」の活動が行われた。
多くの皆さんにご協力をいただきました。ありがとうございます。
傍らでは、橋下知事の写真を的に怒りのボール投げ
糾弾の鉄槌を橋下知事人形に下す。
民族排外主義の被害、その人の痛みはこんなもんじゃ済まないだろう。
しかし、考えてもみれば在日朝鮮人には選挙権はない。橋下を知事に選んだのも日本人であり大阪府民だということだ。橋下の民族排外主義を許すのか否かは、われわれ日本人の責任であり、日本の民主主義が問われている問題だ。
橋下知事を糾弾し、朝鮮学校への助成金と高校無償化の完全実施を勝ち取りましょう。共に頑張りましょう。
報告 日本人民委員会 伊関
by nameken9 | 2010-04-14 10:58 | Trackback | Comments(0)