薄毛治療には“コレ”だ 皮膚科学会が効果をランク付け
2010/4/14 16:56 日本皮膚科学会がまとめ、16日から開かれる同総会で発表する「薄毛治療のガイドライン」が明らかになった。科学的な視点から薬物治療や植毛などの薄毛対策を検討した結果、「プロペシア」や「リアップ」といった人気の治療薬が高く評価された一方、人工毛植毛や一部医薬品は「根拠がない」と一刀両断されており、全国の薄毛を気にする方々の注目を集めそうだ。
現在、日本国内で薄毛を気にしている人は約1300万人とされ、多種多様な対処法があるが、高額の治療費を払っても「結局は効果がなかった」といったトラブルが絶えない。そこで学会としては、科学的根拠に基づく指針を策定することになったもの。
同学会に所属する計10人の皮膚や毛髪の専門医が、治療や植毛など10種類の対処法について、公表されている研究論文をもとに科学的根拠の有無を調査し、分類した。
そのうち、「強く勧められる」というAランクを獲得したのは、大正製薬「リアップ」に含まれる「ミノキシジル」と、飲み薬で医師の処方が必要な「プロペシア」に含まれる「フィナステリド」の2つ。
「アデノシン」「t−フラバノン」「塩化カルプロニウム」といった、薬局で販売されているおなじみの育毛剤に含まれる5種類の成分は、「考慮しても良いが十分な根拠がない」というC1ランクと判定されている。また、処方薬で円形脱毛症の治療にも使われている「セファランチン」は「根拠がないので勧められない」というC2ランクとされた。
一方、化学繊維を使った「人工毛植毛」は肌に合わないと炎症を引き起こす可能性もあり、「行わないよう勧められる」というDに分類されている。かつてないガイドラインだけに今後、論議を呼びそうだ。
【日本皮膚科学会がまとめた男性の薄毛治療法のガイドライン】
・A「強く勧められる」
プロペシア(成分名フィナステリド)
リアップ(成分名ミノキシジル)
・B「勧められる」
自毛植毛
・C1「考慮してもよいが、十分な根拠がない」
塩化カルプロニウム
アデノシン
t−フラバノン
ケトコナゾール
サイトプリン・ペンタデカン
・C2「根拠がないので勧められない」
セファランチン
・D「行わないよう勧められる」
人工毛植毛
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・薄毛対処のきっかけは“子供の一言”
・外国人地方参政権問題に一石
現在、日本国内で薄毛を気にしている人は約1300万人とされ、多種多様な対処法があるが、高額の治療費を払っても「結局は効果がなかった」といったトラブルが絶えない。そこで学会としては、科学的根拠に基づく指針を策定することになったもの。
同学会に所属する計10人の皮膚や毛髪の専門医が、治療や植毛など10種類の対処法について、公表されている研究論文をもとに科学的根拠の有無を調査し、分類した。
そのうち、「強く勧められる」というAランクを獲得したのは、大正製薬「リアップ」に含まれる「ミノキシジル」と、飲み薬で医師の処方が必要な「プロペシア」に含まれる「フィナステリド」の2つ。
「アデノシン」「t−フラバノン」「塩化カルプロニウム」といった、薬局で販売されているおなじみの育毛剤に含まれる5種類の成分は、「考慮しても良いが十分な根拠がない」というC1ランクと判定されている。また、処方薬で円形脱毛症の治療にも使われている「セファランチン」は「根拠がないので勧められない」というC2ランクとされた。
一方、化学繊維を使った「人工毛植毛」は肌に合わないと炎症を引き起こす可能性もあり、「行わないよう勧められる」というDに分類されている。かつてないガイドラインだけに今後、論議を呼びそうだ。
【日本皮膚科学会がまとめた男性の薄毛治療法のガイドライン】
・A「強く勧められる」
プロペシア(成分名フィナステリド)
リアップ(成分名ミノキシジル)
・B「勧められる」
自毛植毛
・C1「考慮してもよいが、十分な根拠がない」
塩化カルプロニウム
アデノシン
t−フラバノン
ケトコナゾール
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2010/4/14 16:56 更新