中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

分裂!東方神起 3人で再起

2010年4月15日 紙面から

 今月3日に活動休止を発表した韓国出身の人気5人組ボーカルグループ「東方神起」のジュンス(23)、ジェジュン(24)、ユチョン(23)の3人が日本で新ユニットを結成することが14日、東方神起の公式ホームページで発表された。

 3人はエイベックス・マネジメントと新たに専属マネジメント契約を締結。6月5、6日に京セラドーム大阪、同12、13日に東京ドームでライブを開催することも決定した。4公演で18万人を動員する。

 ライブのタイトルは「THANKSGIVING LIVE IN DOME」。応援してくれるファンへの感謝の気持ちが込められている。関係者によると、ユニット名や楽曲のリリースに関しては現在未定だが、東方神起の楽曲を披露する予定はないという。

 3人は昨年、韓国の所属事務所「SMエンターテインメント」との13年間にわたる長期契約や収益配分の搾取など、契約内容の不公正を理由に同社との専属契約の効力を停止する仮処分をソウル中央地裁に申請。申請は一部受理され、同地裁は3人の自由な芸能活動を認める仮処分を下した。

 これに対して、SM側は同地裁の仮処分決定に異議を申し立てた上で、3人の契約有効確認のほか、中国でのコンサート中止に伴う損害など総額22億ウォンの賠償を求める訴えを同地裁に起こしており、泥沼化の様相を呈している。

 関係者によると、エイベックスは現在もSMに所属するユンホ(24)、チャンミン(22)の個人活動に対しても、それぞれマネジメント面でサポートする意向だが、3人が新ユニットを結成したことで、溝はますます深まるばかり。5人が同じ方向に向かって再出発する可能性は極めて低い。人気絶頂にもかかわらず、東方神起は分裂したまま解散の危機を迎えた。

 

この記事を印刷する


中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ