未来をつくる
テーマ:日常第21節、水戸ホーリーホック戦。
スコアレスドロー。
なんとも言い難し。
後半に入り、平本一樹と河野広貴が投入されてから勢いが出たものの、決め手を欠きタイムアップ。
こういった試合で自分の落胆が軽度であることにやや落胆している。
まぁでも、一歩一歩やっていくしかないのだろう。
先日出た『サッカー批評』、小湊社長インタビューの感想がぼちぼち耳に入る。
思ったより、多めの人が辛らつな意見を持ったようだ。
僕は、それでもどうにかしてヴェルディを支えるんだという人が未来をつくると信じている。
この際、のんびりしてられんなァと、友だちをスタジアムに連れてくる手段を選ばないことだったり、親戚に企業の重役さんがいたらゲリラ的にスポンサー交渉を始めたり、知り合いにミュージシャンがいたらPVでレプリカシャツを無理やり着てもらうことだったり、奇想天外であっても何か手立てがあるはずだ、と。
とりわけ、クラブの中で仕事をする人には、ボスをバッチリ支えて成果を出してやるから見ていやがれくらい思っていてほしい。
そんな人が、100人中何人いるか。
この数字が、まんまヴェルディが這い上がれる確率だと考える。
だいたい、クラブの要職に就く人の取材は、保身を第一に逃げをうつケースや面倒を増やしたくないと回避されることが少なくない。
当初の実現見込みは五分五分だった。
ドアを開けた姿勢やストレートな語り口を評価する声がもっとあっていい。
取材のとき、社長いまさら何を言うてはるんですかと、気を失いかけたのは何度かあった。
が、現時点の認識度や考え方の違いは問題ではない。
知らないことがあるのはお互いさまである。
この先に懸かっているのは、何かを信念として持ち続ける一方、新たな価値観をどう受け入れるか。
そのあたりの柔軟性だ。
僕は希望を持っている。
少なくとも前任者よりは、はるかに。
もとより期待していなければ、インタビューなんて申し込まない。
で、とりあえずこれからは、小湊社長と会うたびに「周りにこんなおもろい奴がおるんですわ。アホでしょ? そいつ、ヴェルディがないとたぶん生きていけません」と一人ずつ勝手に紹介しようと思っている。
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