ライター海江田の 『 シラフでは書けません。 』

久しぶりにスカッとした。

第45節、水戸ホーリーホック戦、２－０の快勝だ。

終始、優勢にゲームを進め、水戸にほとんど何もさせなかった。

松田ヴェルディ、上々の船出、視界良好。

といっても、いまのところは監督交代によるカンフル剤の効果が大きい。

今後、どんな手を打ってくるか興味をそそられる。

この日は、トーマスデイ＋杉並区サンクスマッチで、いつもより多くの観衆を集めた（9,076人）。

以前、営業のスタッフから「うちはイベントを仕掛けて、結果が出ることがほとんどない。たとえば、お隣の川崎とはそこが違う」との嘆き節を聞いたことがある。

たしかにその傾向は否めず、むしろ、何度かひどい試合をやらかした。

その点でも、今回の勝利は価値がある。

また、試合前には崔会長がサポーターに対して短いスピーチを行った。

しゃべりはあまりうまくないが、飾り気のない言葉がかえってよかったと思う。

大事なのは、熱が伝わるかどうかだ。

試合が終わって、松田監督にゴール裏へ挨拶に行くことを勧めたのも会長だという。

こうやって、いろいろな動きがあるなか、鮮やかな勝利できれいに収まった。

しめしめ、である。