パブリック フォルダでファイルやフォルダを手軽に共有
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パブリック フォルダでファイルやフォルダを手軽に共有
パブリック フォルダは、コンピュータのフォルダやファイルを、ネットワーク上の他のコンピュータに公開し、アクセス可能にする機能です (注)。必要な操作は、パブリック フォルダに公開したいファイルやフォルダをコピーするだけです。ただし、利用するためにはパブリック フォルダを有効にする必要があります。
(注)同一ネットワーク、たとえば、家庭内ネットワークや社内ネットワークなどの LAN 内で公開されます。
- [スタート] → [コントロール パネル] を選択して コントロール パネル を起動したら、[ネットワークとインターネット] をクリックします (1-1)。
- [ネットワークと共有センター] をクリックします (1-2)。
- [共有と探索] の [パブリック フォルダ共有] の [▼] をクリックします (1-3)。
- [共有を有効にして、ネットワーク アクセスがある場合はファイルを開く、変更する、作成することができるようにする] をオンにして (1-4)、[適用] ボタンをクリックします (1-5)。このあと、[ユーザー アカウント制御]ダイアログ ボックスが表示された場合は、[続行] ボタンをクリックしてください。
- [パブリック フォルダ共有] が「有効」に変更されたことを確認したら (1-6)、ネットワークと共有センターは閉じてかまいません (1-7)。
- [スタート] → [コンピュータ] を選択してコンピュータのウィンドウを開いたら、[お気に入りリンク] で「パブリック」を選択します (1-8)。そして、この「パブリック」フォルダに公開したいファイルをコピーします (1-9)。
- ネットワークでつながっている他のコンピュータから、パブリックフォルダを表示したところです (1-10)。ネットワーク上では、「Public」と表示されるので注意してください。このように、パブリック フォルダに置いたファイルは、ネットワーク上の他のコンピュータから、自由にアクセスできるようになります。
●コラム [パブリック フォルダ共有]の 3 つの設定
ネットワークと共有センターの [パブリック フォルダ共有] で設定できる項目は、次の 3 つです。
・[共有を有効にして、ネットワーク アクセスがある場合はファイルを開くことができるようにする]
……ネットワーク上のユーザーは、パブリック フォルダのファイルを読み込む ことができます。ただし、ファイルの変更や新規作成はできません。
・[共有を有効にして、ネットワーク アクセスがある場合はファイルを開く、変更する、作成することができるようにする]
……ネットワーク上のユーザーは、パブリック フォルダのファイルの読み込みと変更、およびファイルの新規作成ができます。
・[共有を無効にする]
……ネットワーク上のユーザーは、パブリック フォルダのファイルにアクセスできません。
●コラム [ファイル共有] が有効になっている必要がある
ネットワークと共有センターで[パブリック フォルダ共有]を「有効」にするためには、[ファイル共有] が「有効」になっている必要があります。また、[パスワード保護共有] が「有効」の場合は、このコンピュータでアカウント登録されているユーザーだけがパブリックフォルダにアクセスできるため、アクセスする際にはユーザー名とパスワードを求められます。したがって、ネットワーク上のすべてのユーザーに無条件でパブリック フォルダのファイルを公開するためには、[パスワード保護共有] は「無効」を指定する必要があります。
ステップ 1:パブリック フォルダを利用するためには、[ファイル共有] が 「有効」である必要がある。
ステップ 2:[パスワード保護共有] が「有効」だと、パブリックフォルダのファイルにアクセスできるのは、このコンピュータにアカウントを持っているユーザーだけになる。すべてのユーザーに公開するには「無効」を指定する。