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社会4月14日19時54分更新
発見の胴体、死亡時期は3月上旬 福岡・博多港

 福岡市中央区の博多港・須崎ふ頭付近の海中で見つかった女性とみられる胴体について、福岡県警は14日、司法解剖の結果、死亡時期は3月上旬と推定されると明らかにした。頭部や両腕はなく、鋭利な刃物で切断されていた。

 県警は3月に行方不明になった会社員諸賀礼子さん(32)の可能性が高いとみてDNA鑑定を実施、身元確認を急いでいる。

 県警によると、胴体に目立った刺し傷などは確認されず、死因は不明。発見場所は、9日に諸賀さんの両腕が見つかった福岡競艇場から約300メートルという。3月15日には同じ博多湾の能古島で、諸賀さんの下腹部から大腿部の付け根までが見つかった。

 諸賀さんは3月5日夜に勤務先の会社を出た後、連絡が取れなくなった。県警は諸賀さんが殺害され、遺体を切断されたとみて捜査している。

(初版:4月14日19時54分)
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