１４日朝、福岡市の港で、女性のものとみられる切断された胴体の一部が見つかりました。福岡市では、行方不明となっていた女性会社員の腰の部分と両腕がこれまでに見つかっていて、警察が関連を調べています。

　胴体の一部が見つかったのは、岸壁と台船との数十センチの間です。１４日午前８時半ごろ、福岡市中央区の港で、切断された胴体の一部が海面に浮いているのを見つけた男性が警察に通報しました。

　遺体は、女性のものとみられる胸からへその辺りにかけての部分で、裸の状態で浮いていたということです。

　福岡市では先月１５日、博多湾に浮かぶ能古島で、会社員の諸賀礼子さん（３２）の切断された腰の部分が見つかり、今月９日には、博多湾沿岸の競艇場で両腕が見つかっています。今回、胴体が見つかったのは、その競艇場のすぐ近くの海面です。

　警察は、１４日朝発見された胴体が諸賀さんのものである可能性が高いとみて、身元の特定を急いでいます。（14日11:31）