| コジブロの小島監督は、Twitterを思う存分楽しんでいるようで、その中で「MGSライジング」の事をほんの少し、「欧米のゲームは発売日に間に合わせる為に当たり前のようにラストやEDを毎回カットしています」等、中々面白い事を語っていたのでご紹介。
前回冒頭の反省を追記 |
@imohoshi: @Kojima_Hideo ピースウォーカーもライジングも新作も小島さんが新しく始められる事
Kojima_Hideo:ライジングは基調講演でもいいましたが技術ありきの上にゲームデザインを積んでいく欧米型方式です。PWはPSPにハードが下がったのでゲームデザインで進化しました。RT 話を見ると、ライジングはマルチになったとは言え技術面にこだわりを持って制作をされているようで、どのように仕上げてくるのか非常に楽しみですね。
@domeme: そう言えば、海外作品の延期発表は発売よりだいぶ前にあることが多いような。。。
Kojima_Hideo:海外は発売に際して、お店の棚どり(買ったりする)しないといけません。そこに予定どおり商品が並ばないとお金の保障をしないと行けないのです。だから海外での延期はあってはならないのです。RT
@7032: いつもそこが不思議なんです。管理なんて日本のお家芸の筈なのに。管理マネージメントの概念が根本から違うのかもしれませんね。
Kojima_Hideo:欧米のゲームは発売日に間に合わせる為に当たり前のようにラストやEDを毎回カットしています。開発もそれで合意しています。まさに文化の違いです。 日本と欧米では色々事情が違うとはいえ、当たり前のようにラストやEDを毎回カットするというのは少々衝撃的ですね。
少々勿体ない気がしますねぇ。 ただ、流石にその辺は特に感じさせないので大きな問題ではないか?
ただ、その「スケジュール重視」という点が、細かい部分の作り込みに影響が出ているのかもしれませんね。(最近は比較的大丈夫ですが、インターフェイスが使いづらかったり等)
@mame_shi_ba: 「指示通りに作ったのに面白くないのは、指示者が悪い!」とスタッフ同士がリスクを押しつけあっている現場が日本には多い
Kojima_Hideo:くそゲーの分かれ目です。本当に計画したゲーム性が面白くなかったのか?それともゲーム性が上手く表現出来ていないのか?見極めるべきです。RT
@iinteu: 監督はゲーム作りで妥協するときはありますか?
Kojima_Hideo:人それぞれに妥協ラインはあると思いますが、僕に関して言えば妥協がないと商品化出来ません。本当は完璧主義者なんで。納期があるからモノが出るのです。またゲームって、最後はユーザーに委ねるものなので、妥協できるのです。RT
@tka24: 監督がゲームを作る為に経営にも参加してるのはそういう理由もあるんですね
Kojima_Hideo:僕は現場で思うようにゲーム作りする為にプロデューサーを兼務し、プロデースを自由にやる為に、仕方なく経営に参画をしているのです。自分の意志を全うする為には全てを背負うべきです。RT
@jashin_saber: @Kojima_Hideo それだけ複数の仕事を兼務してキャパオーバーにはならないんですか?
Kojima_Hideo:毎日、死にそうです。自分の時間はほとんどありません。家族にも申し訳ないです。それでも生きてます。ゲームを辞めようとは思いません。これは天職です。RT この記事の冒頭では「暇なのか?」と冗談で言いましたが、こうやって話を見ると、体をこわさないように適度に頑張って欲しいですね。
その適度が難しそうですけどね・・・
追記 今は消しましたが、前回冒頭に、微塵もそのような事は思っていないから抹消線をつけ、「暇なのか?」と発言をしましたが、その抹消線の部分の意味が伝わらずに、小島監督に伝わってしまったようです。
ふざけが過ぎた表現で、不快な思いをさせてしまい申し訳ありませんでした。
以後表現には気をつけていきたいと思います。
ちなみにツイッターの発言を今回コピーしたのは、「ツイッターて話の流れが見づらいな」といイメージがあるのと、「今回の貴重な発言を一人でも多くの人に見て欲しいな」という思いで紹介していました。
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