安全上のトラブルが相次ぎ、国土交通省から業務改善勧告を受けたスカイマークは13日、社員教育の見直しなどを盛り込んだ改善計画を同省に提出した。同省は「対応する時期が遅いなど問題点はあるが、今後の監査を通じて計画通りに実行されているかを監視する」としている。
体調不良の客室乗務員を交代させようとした機長に西久保慎一社長が交代を命じた問題では、西久保社長が「今考えると間違っていた。反省する」と非を認めたという。トラブル防止策として同社が導入するとした確認ノートについて、同省は「他の航空会社では聞いたことがないが、安全管理体制が向上するならば尊重する」とした。
同社は「利用者の信頼回復に向けて努力する」とのコメントを発表。対応策のうち、準備が整ったものは前倒しして実施するという。