[PR]
ニュース:事件 RSS feed
元日に近鉄社員が勤務中飲酒
近畿日本鉄道(近鉄)は9日、西大寺検車区(奈良市)の泊まり勤務の社員7人が今年元日未明、社内規定に違反して勤務中に飲酒していたと発表した。飲酒、仮眠後に車庫内で電車を運転し、車両の連結作業に当たった社員もいた。同社は関係者を処分するとともに、鉄道部門の社員約8200人から、職場での飲酒について聞き取り調査を行う。
近鉄によると、検車区長が昨年12月31日夜、年始のおとそとして、1・8リットル入りの焼酎を持参したところ、7人が勤務中にもかかわらず翌1月1日午前1時半以降、水割りでコップ1−3杯の焼酎を飲酒したという。
この中には早朝、車両の連結や、不具合のあった車両の点検に当たった社員もいた。区長は別棟の事務所にいて、飲酒を把握していなかったという。
今月に入り匿名の投書が社内の相談窓口に寄せられ、同社が調査していた。