現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 国際
  4. アジア
  5. 記事

上海万博の台湾館完成 40年ぶりの万博参加

2010年4月13日18時52分

印刷印刷用画面を開く

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供

写真:万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供万博会場内に完成した台湾館=上海万博台湾館事務局提供

 【台北=村上太輝夫】5月1日に開幕する上海万博の台湾館がこのほど完成し、概要が13日、台北で発表された。万博への台湾の参加は、日本を含む多くの国と外交関係があった1970年の大阪開催時を最後に途絶えており、今回は40年ぶりとなる。

 中国側の招きに応じた台湾側が「台北世界貿易センター」を運営主体として参加。馬英九(マー・インチウ)政権下での中台関係改善の表れのひとつだ。巨大な中国館から道を隔てた隣という微妙な位置に建てられた。

 7階建て相当の高さのガラス張りの建物は、台湾で旧暦1月15日の伝統行事に使われる「天灯」(火をつけて夜空に放つ紙風船)をかたどった。建物内に100万個のLED電球を仕込んだ直径16メートルの球体があり、台湾の豊かな自然や文化を表現した映像が展開、館外から見えるようになっている。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

覇権国家への道をひた走る中国。華僑ネットワークと黒社会、金の大量購入と「人民元基軸通貨化計画」…その思惑とは

日本の伝統的な食文化としての「捕鯨」を古代にまでさかのぼって紹介。序章「クジラを知る」ほか5章で構成

イスラム女性について考える


朝日新聞購読のご案内
  • 中国特集