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【経済】

政府、個人ビザ発給基準を緩和へ 中国人旅客増狙い

2010年4月13日 19時38分

 北京での説明会に臨む溝畑宏観光庁長官=13日(共同)

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 【北京共同】訪中した溝畑宏観光庁長官は13日、北京で中国人記者への説明会を開き、観光などで日本を訪れる中国人旅行者を増やすため、個人旅行用のビザの発給基準を「かなり低くする」方針を表明した。現在年収25万元(約340万円)以上を目安とする基準について、同庁は引き下げ幅を関係省庁と調整しており月内にも新基準を発表する。

 日本政府は昨年7月から北京、上海、広州で日本への個人旅行を希望する富裕層を対象にビザ申請の受付を始め、今年2月までに約1万3千件を発給。今年7月に受付場所を7カ所に広げ中国全土をカバーする。

 中国からの旅行客は昨年、前年比で0・6%増の約101万人。観光庁は訪日旅行客数を2019年までに2500万人に増やすことを目標としており、溝畑長官は「中国からは600万〜800万人にする必要がある」と強調した。

 

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