ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 滋賀 > 記事です。

滋賀

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

県教委:懲戒基準を緩和 教職員の飲酒運転で /滋賀

 県教委は、飲酒運転をした教職員は原則免職としていた懲戒処分の基準を、死亡・重傷事故を除き「免職または停職」に事実上緩和すると発表した。二日酔いの検挙など比較的軽い違反の場合、懲戒免職処分を取り消す判決が全国で相次いでいるためで「今まで少し厳しすぎた。飲酒運転を許すわけではない」と説明している。

 新基準は1日付で適用。06年9月に初めて設けた旧基準では、飲酒運転は原則免職とし、やむを得ない理由のある場合のみ停職6カ月としていた。今回の改正で、酒気帯び運転で軽い人身事故や自損事故を起こした場合も停職にとどめることが可能とした。酒酔い運転は従来通り原則免職としている。

 県内では飲酒運転による教職員の懲戒は処分基準の設定以降4件(人身事故なし)あり、いずれも免職になっている。文科省は「訴訟で処分取り消しになったのは特殊なケースのみ。基準緩和は聞いたことがない」と話している。【稲生陽】

毎日新聞 2010年4月3日 地方版

PR情報

滋賀 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド