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美容医療 ブームの裏で何が
(NO.2875)
「しわ取り30万円」「二重まぶた手術60万円」など、もっと美しくなりたいという女性たちの願いを叶える美容医療業界が拡大を続けている。「プチ整形」や「アンチエイジング」と称して気軽に施術を受けるユーザーが増え続けているのだ。医師にとっても美容医療は値段を自由に設定できる利点があるため、他の診療科からの参入が相次いでいる。経営強化を目的に美容外科を開設する自治体病院も登場した。しかし一方で、医師免許さえあれば、専門の資格は必要ないため、十分な教育を受けていない医師によるトラブルも増加。小顔にする手術を受けた結果、歯と歯茎を失い流動食しか食べられなくなるなど、深刻な被害も出ている。こうした中、長期間の教育で美容外科の専門医を育てる取り組みも始まった。小児科や産科で依然厳しい医師不足が続く一方で活況ぶりが目立つ美容医療業界。その実態に迫り、医療としての美容のあり方を考える。
大竹 奉一さん(医療ジャーナリスト)
- 2010年 3月29日(月)放送迷走の15年 ~警察庁長官狙撃・時効へ~
- 2010年 3月18日(木)放送買わない消費者 急増中!?
- 2010年 3月17日(水)放送よみがえる“経営の神様”
ドラッカー - 2010年 3月15日(月)放送虐待死 どう救う子どもの命
- 2010年 3月11日(木)放送過払い金が狙われる ~相次ぐ弁護士トラブル~
宇宙から温暖化を監視
人工衛星“いぶき”
(NO.2876)
日本が打ち上げた世界初の温暖化監視衛星「いぶき」。宇宙から地上付近の二酸化炭素やメタンなど温室効果ガスの濃度を測定する。これまで先進国を中心に200ほどしかなかった地上の観測地点が、「いぶき」によって全世界の5万6000地点に増加。情報が得られにくい途上国で、泥炭火災が膨大な二酸化炭素を排出している様子や、巨大炭鉱の上空を高濃度のメタンガスが覆っている実態を捉えた。「いぶき」のデータを様々な分野で活用する動きも始まっている。ある企業では大陸を横断するパイプラインのガス漏れを「いぶき」で監視するシステムの開発に乗り出し、途上国からは二酸化炭素の排出量取引に「いぶき」のデータを活用しようと検討する国も現れ始めた。温室効果ガスの削減に向けた国際交渉が行き詰まる中、温暖化監視衛星が世界にもたらし始めた変化に迫る。
住 明正さん(東京大学 教授)
- 2009年12月10日(木)放送くだもの異変!?
- 2009年12月 7日(月)放送核密約 ~岡田外相に問う~
- 2009年11月 4日(水)放送実現できるか? CO2削減25%
- 2009年 9月29日(火)放送日本初の宇宙輸送船 HTVの挑戦
- 2009年 9月 3日(木)放送シリーズ政権交代(3) 日本外交の行方は