日本ボクシングコミッション(JBC)は13日、倫理委員会後に行われた記者会見で、亀田史郎氏(44)に対しセコンドライセンスの取り消し、今後いかなるライセンスの申請を認めないこと、および試合会場の客席、リングサイドならびに控室への立ち入りを禁止する処分を下したと発表した。事実上の永久追放処分と見られる。また、亀田ジムの五十嵐紀行会長(35)にはプロモーターライセンスとクラブオーナーライセンスの資格無期限停止の処分を下した。
亀田氏は長男・興毅(23)が王座から陥落した先月27日のWBC世界フライ級王座統一戦の試合後、判定を不服として試合役員らを控室に呼び出して暴言を吐き、不適切な抗議をしていた。また、亀田氏は07年10月11日に行われた次男・大毅(21)の試合中に反則行為を教唆したとしてJBCからセコンドライセンスの無期限停止を言い渡されていた。