日本の合計特殊出生率は、ここ数年、やや増加の傾向にある。民主党は、少子化対策として「子ども手当」の創設をはじめ、いくつかの施策を打ち出した。少子化について、自身の出産、仕事について、スマートコンシューマであるイー・ウーマンリーダーズはどう考えているだろうか。770名から回答を得た。
2010年4月7日11時24分
【4月第1回】子どもを増やすには、経済的サポートよりも環境の整備を
日本は、もっと子どもが増えたらいいと思うか、という問いに対し78.2%が「はい」と回答した。では、どうしたら子どもが増えると思うか聞いたところ、「働く母親が仕事を続けられる職場環境」という回答が最も多く69.0%だった。次いで「0歳から小学校入学までの保育環境の充実」47.5%、「夫の理解と協力」34.9%という結果に。また、現在、子どもが1人いる人に、どうしたら2人目を産みたいと思うか聞いたところ、同じく「働く母親が仕事を続けられる職場環境」という回答が最も多く(59.8%)、次いで「0歳から小学校入学までの保育環境の充実」(49.5%)という結果だった。子どもを増やすために、働く女性たちが思っていることは、「出産にまつわる費用の無料化」や「児童手当・子ども手当などの現金支給」といった経済的なサポートよりも、環境の整備を求める声が多い、という結果となった。
【調査概要】
調査実施:2009年12月24日(木)〜2010年1月12日(火)
調査方法:インターネットによる自記入式アンケート
対象:イー・ウーマンリーダーズ
有効回答数:770名
株式会社イー・ウーマン
代表取締役社長・佐々木かをり
「仕事と子育て」や「出生率」「少子化」という話題は、ここ最近たくさん報道されるようになったので、女性のことや、子どものことが多くの人の関心になってきた。全文へ>>
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