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Twitter Send 2010/03/19 19:15 KST
日本のクジラ殺傷と遠征捕鯨に抗議、韓国市民団体


【ソウル19日聯合ニュース】市民団体の環境運動連合は19日、ソウル・鐘路区の在韓日本大使館前で記者会見を行い、日本に対し、自国内で行っている大規模なクジラ殺傷と南極への遠征捕鯨を中断するよう促した。

 和歌山県太地町で行われているイルカ漁を告発した映画「ザ・コーヴ」で、アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞を受賞したルイ・シホヨス監督も会見に出席し、「1986年以降、世界的にイルカ捕獲が禁止されたが、太地町では依然、捕獲が続いている」と指摘。水銀中毒問題の深刻な同地域でイルカを捕獲し、学校の給食にまで使っているのは大きな問題とした。

捕鯨中断を求めるシホヨス監督(左から2人目)=19日、ソウル(聯合ニュース)

 団体は韓国政府にも、食品医薬品安全庁と環境部が水銀濃度の基準値を超える鯨肉の販売を直ちに中断させるべきだと要求した。

 また、団体関係者は、韓国で唯一鯨肉を販売する蔚山・長生浦地域には1.5キロメートルの通りに鯨肉を出す食堂が29軒あると説明。ここで販売される鯨肉の6割以上に基準値の0.05ppmを超える水銀が含まれていると主張した。

japanese@yna.co.kr