新人王戦の初戦を突破した伊藤
「西日本新人王予選ミニマム級4回戦」(10日、神戸市立中央体育館)
真正ジム期待の新鋭・伊藤秀平が新人王戦初戦を突破した。昨年8月に判定勝ちした山本裕貴(江見)との再戦では、サウスポーの相手の左ストレートに手を焼きながらも右ストレートを的確に叩き込んで再び3-0の判定勝ち。「相手は前回よりも強くなっていたけれど、パンチは見えていました」と納得の勝利。
大阪・興国高ボクシング部出身の伊藤は07年の全国選抜で3位の実績があり、アマ戦績は16戦10勝(2RSC)6敗。同大会の準決勝では静岡・飛龍高で「高校4冠」に輝いた原隆二(大橋)に完敗。原が今年の東日本新人王戦ミニマム級にエントリーしていることで「全日本に勝ち進んで絶対勝つ」と雪辱に燃えている。
(2010年4月10日)