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亀海喜寛が無傷15戦全勝で王座奪取に挑む

: 日本スーパーライト級王座戦の前日計量を終えた王者小野寺（右）と亀海

　プロ１４戦無敗のホープ亀海喜寛（かめがい、２７＝帝拳）が、無傷の１５戦全勝での王座奪取に挑む。日本スーパーライト級タイトルマッチ（１２日、東京・後楽園ホール）の前日計量が１１日に都内で行われ、王者小野寺洋介山（２９＝オサム）とともにリミット６３・５キロでパスした亀海は、水分補給をしながら「必ず勝ちます」と力を込めた。

　アマチュア時代に高校総体、国体、全日本選手権の３冠を達成したエリートで、プロ入り後も１４戦全勝（１２ＫＯ）。初のタイトル戦へ、約２００回のスパーリングを敢行し「実力は毎試合レベルアップしていると思う」と自信を深めている。３度目の防衛を目指す王者も「パンチもあるし、パーフェクト」と亀海を警戒していた。

　［2010年4月12日8時15分　紙面から］