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たぬきちの「リストラなう」日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-04-10

リストラなう!その11 来るべきものが来た——基本給カット

 昨夜はついに更新できなかった。同僚と飲みに行ったせいじゃない。ブログで偉そうなこと言ってる自分がちょっとイヤになったからだった。現実は、こんなもの吹き飛ばしてしまうくらい重く、苦しい。

 Twitterで「リストラなう」を検索して読んでいると見逃せない投稿があった。沖縄出身の方らしい「@yo_no」さんという方のもの。「『金の計算はおろか、ほとんど何も計算しない。これがウチナー流か。アバウトでいいなあ。」←こういうクリシェを見聞きする度に、出身者としてはナメんな的な気持ちになる」。

 この指摘は鋭く、痛かった。僕はここでウソを書いていたことに気づいた。

 このとき僕と会話した人が「なんくるないさ」と言ってくれたのは事実だが、そこに恣意的な意味づけをしたのはすべて僕だ。「沖縄人は計算しない」なんてのも全部僕の創作に過ぎない。言ってしまえばウソだ。もっと言うと、僕は伊集院静氏のエッセイに反発して、彼の発言にあてこすりを言うために「なんくるないさ」を援用したのだった。これはこの言葉を大事に使ってきた沖縄の人に対して失礼なことだし、自分の言葉で勝負しなかった僕の卑怯さを浮き彫りにした。

 あらためてお詫びしたい。すみません、「なんくるないさ」に対して失礼をしました。以後慎みます。もし良ければ、これからも読んでやってください。


 今日は本当に気が重い。指がキーを叩いてくれない。でも書かなきゃいけないことだ。来るべきものがついに来た、その衝撃をお知らせします。


■「基本給カットのお知らせ」

 打合せをして机に戻ると、ただいま春闘真っ最中なので組合のチラシが配られていた。団体交渉の速報だ。会社側からの第一次回答というやつだ。

「夏期一時金 基本給×0.5カ月」……これは少し驚いた。そうか、一時金出すのか。これだけのリストラの最中に。

定期昇給は凍結」……これは本当にマズい事態だ。ベースアップはもうずいぶん前になくなっていたが、この会社は定期昇給率が高いので救われていた。その定期昇給も凍結、ということは、30歳前の若者はいくつになっても20代の時と同じ給与しかもらえないことになる。すでに十分基本給が上がっている僕たち中年以上なら定期昇給をなくされてもさほど困らないが、これから仕事の負荷が増えてゆくのに給料はまだ安い若者にとって大変苦しい施策だ。

 そしてそして、最大の衝撃が。

「会社提案。さらなる基本給カット」……予想はしていたが実際に来てみるとその衝撃は予想を超えていた。前に“週末の前に会社は何らかの手を打ってくるだろう”と書いたが、それがこれだったのだ。詳細を見てみよう。

「40歳以上=計15%、40歳未満=計10%カット」……実はいま現在、基本給の5%カットがなされている。昨年の6月からだ。ここをさらにカットして合計15%にする、ということだろう。

社会保険手当、家族手当を50%カット」……僕は家族手当がないが、社保手当は毎月5万円支給されている。これが半減。

「学資手当を100%カット」……僕はこれももらってないので額はわからない。

「終業時間を1時間延長」……今の就業時間は朝9時半〜夕方17時半だ。それを18時半にするという。どうやら18時半まで必ず残っていろ、ということではないらしい(正確なところはまだ確認してない)が、これは要するに「18時半までは時間外手当を出さないよ」ということだという。

 これには唸った。敵もやるな、と。

 時間外の膨張は僕が入社する前から会社を悩ませていて、長時間労働が社員の健康に著しい害を与えていることと、時間外手当が膨れあがって会社の財政を圧迫していることの2つが積年の問題だった。業務を見直して時間外を減らせ、というかけ声は続いていたがまったく強制力がないので改善は見られず、昨年からの経費削減でもついに減らせなかった部分だ。それを会社は強制的に減らす、強硬手段に出た。これは有効だろう。実働日が月20日としたら、確実に20時間の時間外を減らせるのだ。しかも全員一律に。

 読み終わって顔を上げると、職場のみなが仕事の手を止めていた。声を抑えた会話があちこちでなされている。そうだ、これは残る者たちの身に起こること……見回すと、辞めると表明してるのは僕一人だけだ。僕は黙って廊下に出た。


■リストラ後、残った社員の給料はどうなるか

 この日、同僚と飲みに出かけた。彼は30代なので今回の早期退職優遇では選択肢がないクチだ。基本給は10%カットとなる。地下鉄で移動しながら、会話がとぎれがちになる。彼自身は飄々としていてそうショックを受けている様子でもない。むしろ僕が打ちのめされ気味で、彼が気を遣ってくれてるのがわかった。

 池袋西口、立教通りにほど近いビルの地下にある沖縄料理店に入った。去年彼が教えてくれた店だが僕は今日まで行く機会がなかった。店内は快適だ。だがオリオンのグラスを傾けても、なかなか言葉だけが出てくれない。

 僕はあと2カ月で辞めていく。彼は残る。そして下がっていく給料で凌いでいく。給与カットは僕にはもう関係のないことだが、なぜだか「だから今回辞めてよかったー」という気にはまったくならないのだ。僕自身、これからの収入のアテはまだまったくないわけだが、まだ何も見えないという不安よりも、残る彼らの身にこれから起きる、目に見える不安が気になる。気になってしょうがない。


 試みに、45歳の僕が辞めずに残ったとしたら給料はどうなるか、試算してみよう。前に「年収を公開する」と書いたが、この機会に昨年の年収も書いて、給与カット後と比べてみたい。

 僕の年齢での基本給は月額596,820。現在は5%オフなので566,979。

 これが15%オフで507,297になるわけだ。これだけで年収108万オフ。

 他に大きな比率を占めるのが時間外手当。先月は30時間台(ここ、正確な記録が手元にないので後日書き直すかもです)で198,200支給された。しかし給与カット後は実働1日につき1時間、おそらく一律20時間くらいがカットされるので半減以下になる。きっと一桁万円になるだろう。これで年収120万以上オフ。

 昨年は夏・冬併せてボーナスは2,020,730だった。おおまかに言って3カ月ちょいだ(一律部分が若干あるのでこのへんの計算はちょっと複雑。省きます)。これがたぶん夏・冬併せて1カ月くらいになるんじゃないか。これで100万以上オフ。

 いま去年4月から先月3月までの給与明細をざっと合計してみたのだが、基本給・時間外手当・社会保険手当・賞与を合計した僕の昨年度の総収入(税込み)は11,697,471だった。ここから試算したカット分を引くと、だいたい840万くらいになる。これは、1回目の面談で言われた数値とぴったり符合する。

 ……「現在、社員の平均所得は1150万円ですが、800万円代になることが予想されます」。


■未来が失われる恐怖

 これはまったく予想された数値だった。そして、減った減ったといってもまだ十分に高い。今までさんざん読者のみんなから指摘されたことだけど、十分すぎるくらい高給だ。

 でも気持ちは全然明るくならない。むしろ暗澹たる打ちのめされた気分。しかもこれは僕と関係ない、残された連中の話なんだよ。なんで僕がショックを?

 一晩まんじりともせず布団の中で考えたのだがわからなかった。だが、ここまで書いてきて段々と考えがまとまってわかってきた。

 問題なのは額の多寡、絶対値ではないのだ。

 給与という形で毎月収入があるのは、未来に対して不安を抱かずにすむという大きな大きなメリットなのだ。だから日本では会社員・被雇用者が絶対的に多いのだ。若者たちが苦しい苦しい就活を経ていつ倒れるかわからない企業に就職しようとするのも、リストラの中で会社を辞めまいとしがみつくのも、あんなにイヤでイヤで仕方がない会社に毎朝出かけていくのも、すべては「不安の少ない未来」を手に入れるためなのだ。それが今、僕にはわかった。

 給料が減っていくということは、この未来が段々と縮んでいくことを意味する。問題なのは額の多寡ではない。明るい未来がシュリンクしてゆき反対に不安が徐々に増大する未来。未来が失われるかのような恐怖。

 これは僕のように人生の折り返し点を過ぎた者よりも、これから折り返し点に向かおうとする若い世代にとってきついことじゃないか。20代はきつくなる仕事を抱えつつ不透明な未来に向かう。30代は従来のライフプランがまったく通用しないなかで家族と自分の人生を守り闘わねばならない。40代はこれまでに構築したライフプランが崩壊するのを修復したり撤退したり大きく人生を見直さなければならない。

 これまでこの日記は、会社を辞めていく立場からのみ書き続けてきたけれど、残る側もみなそれぞれに厳しい闘いに直面することがはっきりした。もっとはっきり言うと、僕の中には「辞めてゆくという、どちらかというと厳しい選択をした」という自負・気負い・優越感があった。だが、残る者たちも厳しい闘いをすることがはっきりした今、僕の中のくだらない優越感は砕けて消えた。

 残るみんなも、辞めていく僕たちも、進む未来は違うかもしれないが、いずれも厳しい闘いに臨むことに違いはない。とくに、選択肢を持つことが許されなかった若い世代のことが僕には気になる。目の前の彼のように。彼はきっと来週からも意欲を失わず、淡々と仕事に取り組むことだろう。多くの同僚がそうするだろう。とくに営業の現場に出てゆく者たち——販売・広告を問わず——は、昨日までと変わらぬタフさで働くはずだ。それが営業マンだから。僕が思う、この会社の最大の強さだから。


 会話がふるわぬまま酒だけが進んだ。気がつけば店は一杯で、フロア中央の小さなステージに三線を抱えた店主が座った。この店は沖縄の歌のライブをやるのだ。

 花、涙そうそう、島人の宝、ハイサイおじさんといったスタンダードを、癖のある、だが意外に美しい声で店主は歌う。店のあちこちから客が立ちあがって掌をひらひらさせながら踊り始める。店主の弾く三線のテンポが速くなり、「イーヤーサーサ!」のかけ声が繰り返しあがる。

 前にも書いたけど、沖縄の仕事事情は本当に大変だ。これは創作でもなんでもなく事実として。しかも沖縄の人々は戦前戦後を通して苦難の道を歩んできた。それが今も終わっていない。

 苦難に立ち向かい、苦難を受け容れ、柔らかく逞しく生きていく姿勢が沖縄の歌に結晶したんだろうな。だからこれらの歌は何千回何万回聴いても魅力的なんだろう。リズムを取るうちちょっと気持ちがほぐれてきた。彼の方を見ると、ステージに目を向けながらやはりリラックスして、こころなしか微笑を浮かべている。

 未来を会社に託して、ぼーっと働いていれば済んだ時代はもう終わった。彼にとっても、僕にとっても。腹をくくろう。

 今回の「基本給カット」はまだ「会社提案」の段階だ。だが、これだけ考え尽くされたプランをはね返すことはたぶん難しいんじゃないか。異論のある向きもあるだろうが、僕は、このプランをはね返すことよりも、なるべく早く受容して、その分できた時間で未来に向けて備えるべきなんじゃないかと思う——辞めていく僕が言うことじゃないかもしれないが!

 そろそろ僕は僕の未来のことを考えなきゃいけないしね。(つづく)


※今日のエントリを書くのは本当に迷いました。これまでは面白おかしく書いてきたわけですが、今日だけはリアルな数字を出して書かねばならないわけで。そして、こうした数字を出すと、数字はきっと一人歩きしてしまうでしょう。僕が「そんなつもりじゃなかった」と思うようなことに使われてしまうかもしれません。

 一番危惧するのは、僕のブログが、会社に残る仲間たちの仕事を損なうことです。それだけは僕の本意ではありません。また、「それでもこんなに高いんだから、何を言ってるんだ!」とお怒りになる方もいらっしゃると思います。仕方のないことです。事実ですから。額も事実なら、恐怖を感じていることも(主観ですが)事実です。今の僕に書ける、これが限界です。今日のところは。

 沖縄料理居酒屋 かちゃーしー 池袋店

通りすがり通りすがり 2010/04/10 12:34 これから折り返し点に向かおうとする若い世代です。

>「それでもこんなに高いんだから、何を言ってるんだ!」とお怒りになる方もいらっしゃると思います。
金額だけでしたら怒りはありませんでした。

>問題なのは額の多寡、絶対値ではないのだ。〜 それが今、僕にはわかった。
ここが怒りを通り越してショックでした。

嘘でも「『今』、僕にはわかった。」とか言わないで欲しかったです。
なんか色々と悲しくなりました。

SS 2010/04/10 12:56 そんなの今更分かったのかよ!とつっこまずにはいられない。。
前のエントリで「不自然な程高すぎる給与に疑問を抱かないわけではなかった」みたいなこと言っといて、
結局、現状や未来に対する認識が甘すぎるところに社会人として違和感覚えます。
ゆとりは新卒だけの問題じゃないっすね。

太郎太郎 2010/04/10 13:08 「たぬきち」さんの所属する出版社の経営能力は無惨としか言いようのないように思えてなりません。リストラとは「再構築」なのですから、縮小均衡路線を選択するにせよ、旧来の仕事の仕方を全面的に見直さなければならないはずです。しかし、単純な足し算と引き算による数字の帳尻合わせ程度のことしか経営サイドは考えていないように思えてなりません。少なくともビジネスモデルの転換し、新たな成長戦略をどのように志向するのか、この辺りのグランドデザインなくして人的リストラに邁進するという経営では、また同じ過ちを繰り返すだけなのではないでしょうか。むろん、今回は悲劇として、二度目は喜劇として。
70年代に激しい労働争議に巻き込まれ、第一組合と第二組合に分裂してしまうという事態の中、「たぬきち」さんの会社の経営陣は第一組合の存在を言い訳にして、経営らしい経営をして来なかったツケが回って来たのではないでしょうか。確かに現状では組合問題はないに等しいのかもしれませんが、そういう状況を作り出すための経営を延々と続けてしまったということです。
今回のリストラでも編集をその対象から、ほぼ外したことも、そうした歴史とは決して無縁なことではないはずです。

S’S’ 2010/04/10 13:46 >そんなの今更分かったのかよ
わかっている人、そんなに多くないと思います。
人の話を聞いてから、そんなのわかっている!!っていう人は、たくさんいるけど。

思うに思うに 2010/04/10 15:18 社会人、をキーワードにするなら、

まずは、ご自分から、「社会人」らしいカキコミをしませんか?

あ 2010/04/10 15:39 会社に長く勤めると、給料は自分に対する世間の評価だと勘違いしますね。
これは、すべてのサラリーマンに共通することです。

それが一端会社を辞めてしまうと、周りの評価は激変してしまいます。
単純に個人の経歴と実績、それに実戦力として使い物になるかの判断だけになります。
会社という後ろ盾がないと、社会一般の見方は辛辣になりますよ…

辞めてからどういう進路を選択されるか分かりませんが、転職するつもりなら早急に履歴書・職務経歴書を作成して、転職先の応募をするなどした方が良いですよ。
転職市場は厳しいし、中高年は極めて厳しいです。

同輩同輩 2010/04/10 16:17 ウチの会社もたぬきちさんの会社と同じくリストラの真っ最中です。
やはり膨らみすぎた人件費の圧縮が主な目的です。
私(40代男)も年齢的にリストラの対象なのですが、
家計を1人で支える世帯主組、社内結婚で夫婦で働く組、
他の会社で働く夫(妻)のいる女性(男性)組などが、
十把一絡げに会社から同じ退職条件を提示されているとことに、
心情的にどうにも納得いきません。
2回も3回も育児休暇を取り、
保育園に預けた子供を迎えに行くのに時短を認められ、
やれ子供が熱を出した、やれ保護者会があると言っては有給をめいっぱい消化し、
やっている仕事と言えば、せいぜい時給700円程度の庶務仕事。
(育給をとっている間は派遣で穴埋めをするため余計な出費がかさみ、
また時短があるのでまとまった仕事をやってもらうこともできません)
それでも彼女(彼?)らは労働法に手厚く保護されているので、
誰も何も言うことができないのです。
景気がいい時には雇っておく余裕もあったのでしょうが、
会社が傾いている時にそんな働き方をされたのでは、
周囲の者はたまりません。
社内結婚組もリストラが始まったというのに、
どちらかがそれに応募をする気配もなく、
依然として2人仲良くご出勤。
そんな手合いが部下にリストラを言い渡す管理職クラスにゴロゴロいるので、
それでリストラが進むはずがありません。
会社が傾いたのは、経営者の舵取りの失敗のせいももちろんありますが、
それに加えて、一部の従業員の「労働法に守られているのだから勝手だろ!」という
モラルのなさが、社内全体にウィルスのように広がっていったことにも原因が
あったと考えざるをえません。

にもあるような気がしてなりません。

同輩同輩 2010/04/10 16:17 ウチの会社もたぬきちさんの会社と同じくリストラの真っ最中です。
やはり膨らみすぎた人件費の圧縮が主な目的です。
私(40代男)も年齢的にリストラの対象なのですが、
家計を1人で支える世帯主組、社内結婚で夫婦で働く組、
他の会社で働く夫(妻)のいる女性(男性)組などが、
十把一絡げに会社から同じ退職条件を提示されているとことに、
心情的にどうにも納得いきません。
2回も3回も育児休暇を取り、
保育園に預けた子供を迎えに行くのに時短を認められ、
やれ子供が熱を出した、やれ保護者会があると言っては有給をめいっぱい消化し、
やっている仕事と言えば、せいぜい時給700円程度の庶務仕事。
(育給をとっている間は派遣で穴埋めをするため余計な出費がかさみ、
また時短があるのでまとまった仕事をやってもらうこともできません)
それでも彼女(彼?)らは労働法に手厚く保護されているので、
誰も何も言うことができないのです。
景気がいい時には雇っておく余裕もあったのでしょうが、
会社が傾いている時にそんな働き方をされたのでは、
周囲の者はたまりません。
社内結婚組もリストラが始まったというのに、
どちらかがそれに応募をする気配もなく、
依然として2人仲良くご出勤。
そんな手合いが部下にリストラを言い渡す管理職クラスにゴロゴロいるので、
それでリストラが進むはずがありません。
会社が傾いたのは、経営者の舵取りの失敗のせいももちろんありますが、
それに加えて、一部の従業員の「労働法に守られているのだから勝手だろ!」という
モラルのなさが、社内全体にウィルスのように広がっていったことにも原因が
あったと考えざるをえません。

にもあるような気がしてなりません。

きーきー 2010/04/10 16:53 その特定の会社の現在の収益構造から見ると「不自然なほど」なのかもしれませんが、一般論としては異常に高い所得とは思いません。
そういう意味でも、たぬきちさんの葛藤は金額の多寡の問題ではないんじゃないでしょうか。
過去のいくつかのカキコミを見ていると、なにかずいぶん低い水準をユニバーサルな標準と決めつけているかのような空気が感じられます。高額所得者が後ろめたさを感じなければならないかのような。そういう考え方が広がり、自己実現的に低所得社会にスパイラルしていくのはごめんだなあ。
世界は広い。2000万円、3000万円でも当たり前でいいじゃん!

luckdragon2009luckdragon2009 2010/04/10 17:04 いえ、書店員の低い所得に依存してたり、単にそういうツケがまわってきているだけかと。
win-win を目指すなら、片方も高くしなきゃ。

素朴な感想は、今はよしとこう...。
冷静になって、ひとまずは。

ii 2010/04/10 18:15 同輩さんの会社では
「せいぜい時給700円程度の庶務仕事」にたくさん給料を払ってるんでしょうかね?
それと育休や有給をつかうこととはまったく関係ないけど。
感情論では会社は傾くばかりですよ

jj 2010/04/10 18:49 同輩さん

育休取得者やもろもろ、同じく弱者に矛先を向けるのは筋違いです。
問題はそこにあるわけではありません。

むしろ、そんな魔女狩り的な事を言い出して、本質を見失う事が問題なのですよ。

ゲバラゲバラ 2010/04/10 18:58 異様に高すぎる給料が高い給料に変わるだけとしか思えませんね。
年収800万あればワンランク生活水準落とすだけで充分快適に生きていけますよ。そんなに落ち込む理由はないような気がします。

issa0318issa0318 2010/04/10 20:35 これまでのコメントを読んでいますと、やはり、数字の持つ力、破壊力はすごいですね。たぬきちさんの想像以上ではないでしょうか。たぬきちさんが本来伝えたかったであろうことが、数字の持つ力にかき消されているように感じるとともに、世の現実を見た気もします。

一編集者一編集者 2010/04/10 22:15 ううむ、フリーで働いて年収200万くらいで生きてる自分には謎の世界ですな。
一時期は350万くらいになったので、趣味のPCを二台くらい組みましたっけか。それでも余って貯金になりましたねぇ。煙草を吸うだけで、酒はなし、ギャンブルもなし、家なし車なし、ついでに貯金もなしってな具合だと、全然お金使いません。
まあ、ワープアっぽいですが、そもそも労働意欲がない故の低収入。自分的には納得の金額だったり。受けた仕事の分だけお金が入ったらいいや的な。

金額を決定するのは雇い主なわけで、いくら貰っていようが構わないと思いますよ? と下から目線してみる。

とおりすがりとおりすがり 2010/04/10 22:26 大変そうですね。
しかし、提示されただけでもよいのでは?
自分の勤務先も大手ですが、
突然配置転換を命じられ、
その後、その職務では初心者という理由で、
一方的に48000円の基本給ダウンを行使されました。
この金額は、わかるひとにはわかる、
50000円のボーダーラインぎりぎりです。

ただ、会社は儲かってないんで、
収入が減るのは当たり前でしょうね。
会社ったって、
所詮個人の集合体ですから。

なぞなぞ 2010/04/10 22:36 横ですが、お門違いの意見を書き込みされてる方がいますね。
育休や時短とってる「同僚」がそんなに憎いなら、
ご自分の会社で、声を大にして叫んで賛同を得ればいいのでは?
それで会社が良くなるのであればね。

まあ、世の中には弱者同士なのに、
他人を貶めることで自分の場所を確保する
「同僚」のような人は
わんさといますがね。

旅人旅人 2010/04/10 23:18 貧乏な元IT派遣から見ると十分めぐまれていると感じますが、来年の税金がかなり高くなるように感じます、
(専門家でないのでちがっていたらすみません)
感想ですが個人的には高給取りの段階で会社の仲間と100万円ぐらいだしあって、
会社づとめをしながら試験的にビジネスをやってみようと思わなかったのでしょうか?
失敗しても良くも悪くも経験になると思うし
このご時世ですから、サイドビジネスを許可している会社も多いと思います。

… 2010/04/10 23:29 育休や時短について、「同輩」さんのような考え方の人はまだ多いのでしょうね…。
まずはそういった人たちの頭の中を再構築してほしいものです。
>ゲバラさん
水準が下がるというのは、元の高低に関わらず不安なものじゃないでしょうか。
加えて、水準を下げてあとに会社が持ち直すための施策も提示されないのであれば、
さらにその先のカットも覚悟して行かなければ行けませんしね。
元が高いほど、下げる幅はまだあるわけで、一度カットの実績を作ってしまうと最終的に
どこまで下げられるのか…。
下がっても高いからいいじゃん、というのは気持ちとしてはわかりますが、
「高給」で「未来が見えない(と思われる)」「出版社」の「リストラ当事者」の
記録として、このブログは貴重だと思います。

nnznnz 2010/04/10 23:42 不思議な手当がいっぱいあって驚きました!恵まれてますね!

あと、就業時間は一般会社と同じになるだけでは!?

今まで恵まれすぎていた自覚がないのが驚きです。
ホント、社会を見つめた方が良いと思いますよ。

kkkk 2010/04/11 00:06 高給でも薄給でも、社員はいざ自分が手にするお金が削られない限りは、自分そのものではない会社の売り上げ減などを痛みとして実感することはないんですよね(わたしは薄給側ですがw)。
前なら何も考えずに買えていたものを買うのに逡巡する。そういうことが多くなる。同時に、自分の仕事が生み出すお金が減っていること、仕事の価値が減じていることを実感する。この感覚は普遍的なものだと思います。

みやみや 2010/04/11 00:11 数字が一人歩きされることを懸念されているご様子ですが、大丈夫じゃないですか?と思う反面、やはり不安なこともわかります。高いと感じるか、低い(とは誰も思いませんが、ま、普通)と感じるかはその人の環境によるので、どちらとも言えませんよね。ただ、出版業界とは書店や取次、印刷といった企業があり、これらの給与水準がすべからく低いという現状を考えると、非難や誹りをおそれる気持ちは理解できます。版元においても、そのほとんどが低いのですが、一部版元のみ高いという状況は業界としては知られていることなので、それほどご心配なさらずとも、という気もします。他の業界の方には、わかりづらいでしょうね、やはり。

転職じゃなくてフリーになられるんですよね。

たこちゃんたこちゃん 2010/04/11 00:12 私も一応、大手出版社と言われるところ(たぬきちさんのおっしゃる、理念のある会長のいる会社)にいましたが、手当てというのは一切ありませんでしたね。基本給もずっと低いし。
それから、もしかして残業代が青天井?40時間以上は手当てがつかない、とかそういうことではないの? 
それだとしたら、すごい恵まれてると思いますよ、やっぱり。

orz66orz66 2010/04/11 00:13 世の中には手取り十数万円で過労死するほど奴隷扱いされてる人もいるので、リストラされても命があるだけましです。
これからもこの日記見させていただきます。

同業界の中年営業担当同業界の中年営業担当 2010/04/11 00:55 はじめまして。
いろいろ考えさせられながら拝読しております。
たぬきちさんが、具体的にどのような営業の仕事をされているのか、ある程度しか想像できませんが、
給料の多寡についてはこの際申しますまい。ちなみに私の給料はたぬきちさんの3分の2です。
出版社のように、取引先のなかに「フリーランス」の人など個人で仕事をしている人たちが多い場合、
万が一の場合、その影響の度合いはより深刻になると思っています。
なので私は、出版社は、その潰し方にもテクニックが必要なのではないかと。
おそらく、たぬきちさんの会社は、その経営者たちのやり方をみても、
おそらく再生は不可能かと思います。当の経営者たちもそのように思っているはずです。
としたら、一番ダメージの少ない方法を模索しているのではないかと…。
って思ってしまうほど、お粗末な状況なのかなぁと思ってしまいます。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/04/11 01:33 さてと、それなりに冷静な意見も出ているので、書きます。

まず、金額は、まあ非常に今が恵まれていると思われるので、まあローンを組んでなければ、大丈夫だと思います。
心理学的に非常に問題を抱えていなければ、持ちこたえられます。
逆に、この状態で、さらに減る状態に懸念が生じているなら、会社自体が危ういですし、そもそも再生なんて期待できません。
ここで、持ちこたえるという前提で話をします。

さて、みなさんも書かれている通り、それなりに高給ですし、現在の収支構造から考察するに、多分、会社としてやっていけるように計算した減額結果ですね。
実際、この金額でやっていける人は残り、やっていけない人は去る、という単純な選択肢だと思います。
また、非常にリストラとしては、まだ、幸せな方だと思いますので、これを機に、いい社会勉強ができる、と考えた方が良いのでは。もちろん、さらに減額がない前提で、話をしています。
いやー、ここまで、リーマンショック以降の嵐の中、幸せな状況でいた方々がいた、というのは、かなり驚きでしたよ。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/04/11 01:46 あとですね。
残業ですが、通常の営業時間って、9:00-17:30 〜 9:00-18:00 (週休二日換算)くらいと思われるので、微妙ですね。18:30 は。

そういう意味では、基本的には、9:00-18:00 設定するくらいは、交渉した方がいいんじゃないでしょうか、ここらへんで、一般的数値になりますので。
まあ、17:30 も微妙に少ないだけで、普通の勤務時間なので、ちょとアレですけどね。(ここらへんの言及が、本当に再生を目指しているのか不安に思えるところですけど。)

あと、労働基準監督署に出している、報告書では、どうなっているんでしょうね。基本的には組合と交渉して、了承した内容を報告しているはずですので。
守ってなかったら、まずいですけど、基本的に、そこに労働時間の内容とか書かれているはずですけど。

あと、妙なコメントついていたので補足しときますが、有給、産児休暇なんかは、労働者の非常に一般的な権利ですから、それをとるのに逡巡するように仕向ける意見は、私は肯定できません。また、それはいわゆる政治的には、分断政策と言われるもので、片一方を敵と決めつけるやり方ですので、まあ、その意味でも肯定しませんね。組織構成を目指す視点(つまり経営ということですが)でも、肯定しません。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/04/11 02:04 さて、ひとまず、現時点のまとめとして、経営者報酬とのバランスの視点で、つけたしておきます。

この内容には経営者の報酬、役員報酬規定についての言及がありません。
役員報酬は、会社収支、実際に「未処分利益準備金」について、どのような処置をするかによって決まりますので、多分、それで言及がないかと思います(利益がでなければ、報酬設定できない、もしくはしない事もある)が、そこらへんとのバランスで、経営者が、今事例をどういう風に考えているか、分かるような気がします。

見る限り、管理職の方が減給率が高い(年齢でしか書いてありませんが、昇給と書かれていたので、一応管理職へ登っていくという前提で書いておきます)ので、ある意味、これは正しい設定です。

この状態で、役員報酬も管理職並み、もしくは管理職以上に減額するよ、というのであれば、互いに痛みを分かち合う決意をしている、という判断をしていいのだと思います。

また、役員報酬に手をつけるつもりがない、という事であれば、今、残ろうとしている方も、去る事を考察した方が良いような気がします。

ひとまず、こんなところですか。
基本的に、金額の絶対値には言及せずにコメントします。

うーん。他のみなさんも言及されていますが、未来が不明、という視点を除けば、まだまだ十分幸せです。あとは、自己の状況を冷静になって見つめる事ができれば、心理的には持ちこたえる事は可能だと思いますよ。

心理学的なテクニックは、私は実際に持っていますので、お教えすることはできますが、まあ、これはひとまず、もう少し経って、必要になったら、お教えしましょう。

luckdragon2009luckdragon2009 2010/04/11 02:18 あ、それから。

営業職であれば売上、粗利、など経営数値表は、社外秘(過去のIR 情報なら守秘にあらず)ながらもっていたはずで、それらの数値から、以降の会社の数値は予測可能なはずで、そういう意味では、冷静かつ客観的な心理に立ちもどれば、今後の会社の行く末も、十分計算可能だと思うのですが。

そこから、それなりに未来予想は可能ですよ。三か年計画の経営発表ぐらいは社内発表、しているはずですし。(普通の会社なら、通常、してますからね。)

現時点でのコメントは、以上です。

okmokm 2010/04/11 03:51 給料が他の企業に比べて多いかとか、十分暮らしていけるはずだとか色々あるでしょうが、そのあたりは置いておきます。

>給料が減っていくということは、この未来が段々と縮んでいくことを意味する。
この文章が一番ショッキングでした。
給料というものさししか持たないと、たぬきちさんの伝えるように人間こうも脆いんでしょうか。

うさぎうさぎ 2010/04/11 06:32 生ぬるい。本気で仕事されてましたか? 売上に対しても、本をつくり売ることに対しても。

太郎太郎 2010/04/11 07:29 大西巨人の『神聖喜劇』は戦時中の日本軍を舞台にして、主人公の陸軍二等兵・東堂太郎が桁外れの記憶力を武器に軍隊内部の不条理に抵抗するという小説ですが、リストラの大波が押し寄せる「たぬきち」さんの出版社の社員の方々に是非、この小説を読んでもらいたいと思います。必ずや「生きるヒント」がみつかるはずです。
さて、「たぬきち」さんの会社の高給が話題になっていますが、出版業界の重層的な構造を念頭に置きながら、「理会」(女性週刊誌記者出身の竹中労が好んで使った言葉です)する必要があるかと思います。大手出版社の給料は、ともかく高い。何故、こんなに高いのかと言えば、様々な犠牲の上に成り立っていると言って良いでしょう。例えば、大半の街の書店の社長さんの年収は「たぬきち」の年収よりも低い。書店の社員の年収ともなれば、推して知るべしです。取次はトーハン、日販という二大メジャーにしても、「たぬきち」さんの会社の年収には及びません。出版の工場部門を担っている印刷会社にしても然りです。
どの出版社も製作費カットを目論み、紙屋に頭を下げに行っているようですが、先方の賃金体系は「たぬきち」さんの出版社に比べて劣悪です。広告会社にしても、電通・博報堂などのメガエージェンシーを別にすれば、雑誌専門の広告代理店の社長の年収は「たぬきち」さんの出版社の部長以下です。
寄稿家にしてもそうです。かつての児玉隆也のように出版社を退職して、筆一本での生活を選択しなくなったのかといえば、出版社にいた方が金銭的に遥かに恵まれているからです。一部のベストセラー小説家を別にすれば、小説家といっても「たぬきち」さんの出版社の社員より安いカネしか稼げません。
更に言えば―。編集者でもフリーの編集者になると、廃業に次ぐ廃業が最近の事情です。何しろムックなどの場合、記事と編集込みでページあたり、ほんの数年前までは二万円であったような仕事が六千円というレベルにまで落ち込んでいるのです。こうした様々な犠牲の上に大手出版社の高賃金体系は成立しているのです。
こうした不均衡は間違いなく出版ビジネスを劣化させているのです。「たぬきち」さんの会社の経営者は確かに間違っています。人が財産の出版社が何よりも守るべきは「雇用」のはずです。つまり、賃金体系を普通の会社並みにすれば、五十人もリストラする必要はありませんし、そうして出来た「余力」を出版の毛細血管に当たる部分に流れるような仕組を作り出す必要があるのです。そのためには「たぬきち」さんの会社のみならず大手出版社は、平均年収を700万円程度に下げる必要があるのではないでしょうか。口先だけで「書店様」と言ったところで何の意味もないということを出版に携る方々は自覚した方が宜しいのではないでしょうか。

同業界人同業界人 2010/04/11 07:49 私も出版社に勤めて20年です。20年間の給料を合計したら約6000万円でした。
「たぬきち」さんの退職金よりも少し多いですかね(笑)

くもくも 2010/04/11 09:35 同じ業界にいたことのある者です。
たぶんたぬきちさんと年も同じくらいです。
80年代後半から90年代にかけて、
雑誌がバブルに涌いたので
そのころはたぬきちさんの会社も
そうとう潤っていたと思います。
たぬきちさんの会社には女子大生ブームを牽引した
ドル箱雑誌もありましたし。
あのころは、女性誌を1号出せば
広告だけで億を超える収入が入ったものです。
その後、90年代後半から
出版界は雑誌も書籍も坂を転げ落ちるように
収益が悪化していったのですが
派手めの大手出版社は、
なかなか給与水準を落とすことが
できずにここまできてしまったんでしょうね。
組合が強い、という理由もあるのでしょうが、
結局のところみんな、
楽して儲けることに慣れてきってしまって
気づいたら生活レベルを下げることもできないし、
画期的な戦略を立てるノウハウも能力も失っていた、
というところだと思います。

出版社員R出版社員R 2010/04/11 09:52 中小の出版社で編集やってます。
給料はすごいですね。同じ仕事内容でこの差って…とは思いますが、
でも大手とはそういうものだと思っていたので、それはそれで納得です。

たぬきちさんは、残る他人の人たちの基本給カットそのものに
ショックを受けているのではなくて、ご自身で、

>給与という形で毎月収入があるのは、
未来に対して不安を抱かずにすむという大きな大きなメリットなのだ。

と書いているように、給与がなくなるご自身の境遇に
改めてショックを受けているように感じるのですが、違うのでしょうか?

たぬきちさんのあまり飾らない文章にはとても好感を覚えていますし、
すごく応援する気持ちが強いのですが、
去る会社への思いや、残る社員の方への心配は、
ご自身の不安をこれらにすり替えているように思えてなりません。
去ると潔く決めているように見えて、「これで本当によかったのか?」と
本心では思っているように感じてしまい、読んでいて苦しくなってきます。

nighttime_skynighttime_sky 2010/04/11 10:00 このブログとその読者が、今や絶滅しかけの「サラリーマン向け週刊誌」の状況を呈してきているのが、なんとも。

たぬ吉:僕(たち)は不幸なんです。でもこの程度の不幸をひけらかして不幸だって泣くのは、皆さんにハズカシイ。僕(たち)はダメなやつなんです。

読者:そうだ、オレなんかおまえよりもずっと不幸だ。人生は不幸であり、それを身をもって理解しているゆえに、オレはおまえよりもずっとエライのだ。おまえももっと不幸になって、人生というものを理解するがよい。

たぬ吉:すみません、やっぱり僕(たち)は不幸なんです。でもこの程度で.. 以下繰り返し。

当然ながら、人生は幸せなほうが良いし、幸せであることを前提として給与は多いほうが良いです。「みんなで不幸になるのが正しい」という方向は、疲れます。読者層を含めてまわりに不幸な人は多いとしても、たぬ吉さん一人、スゴク幸せになっちゃいなさいよ。

もりぞおもりぞお 2010/04/11 10:29 非常に興味深く読ませていただいております。

たぬきちさんの会社が、出版業界全体からみて非常に給料が高いということですが、
世界全体から見ると、日本人の給料はすごく高いです。
つまり、インド人や中国人から日本人を見る目線は、書店や中小出版社の社員が大手出版社を見る目線と同じということです。

今すでに起こり始めていることですが、日本全体として、リストラなうが始まると思います。

うさぎうさぎ 2010/04/11 10:36 なんで辞める人より優越感があったんだろう。もっと本音で書けばいいのに。残る人のことが気になるとか、それって本当かな? っていうか、それだけお給料もらって、会社に行くのが嫌で嫌でたまらない、なんて、社長からしたらたまらないね。そんな社員がいたから、リストラしなくちゃならないことになったんだろうなぁ

にゃー。にゃー。 2010/04/11 11:10 書籍業界の最下層?の販売職にいる者です。
身近で感じてはいましたが、給料の違いってすごいですね。
3分の1ないですよ。年齢は大して変わらないのに。
まぁ、でも金の価値観ってのは、人によってかなり違うので、
ここでなんだかんだ言うコトでは、ないかもしれないですね。

ウチも最近、大きなリストラをしました。
自分は、残るを選択したんですが。
ただ、やっぱり何も変わってない気がします。
特に、上層部と現場の温度差が激しいです。
ココを見させて頂いて、どこも変わらないんだなと
思っています。下々の意見なんか、聞かないしね。

それから、色々勉強もさせて頂いてます。
ありがとう。
頑張ってくださいね。

ねこねこ 2010/04/11 11:44 ここまで来ると騙し騙しリストラするよりも、一回潰して新しい賃金体系で再出発した方がスムーズに行くんでしょうね。かつての筑摩書房でそんな話がなかったでしたっけ? 「どすこい出版流通」で読んだ気がします。

KYKY 2010/04/11 12:24 大手出版社といっても、マンガがあるところとないところでは、
給与もずいぶんちがいますね。
一連のレスでたぬきちさんの会社が高給といわれていますが、
講談社・集英社あたりは、光文社の給与の1.5倍はあります。
たぬきちさんと同じ45歳だと、1900万以上もらっているわけです。
(ちなみに新卒者の初年度年収で900万〜1000万)
しかも面倒な仕事はすべて子会社かフリーランスがやってくれるという……。
(ちなみに常勤フリーランスだと30年勤めても年収700万〜800万くらい)

toytoy 2010/04/11 12:51 たぬきちさんの会社で10年契約社員をやっていたものですが、ギャラは年間で300万あったかどうかでした。でも仕事内容はほとんど同じでした。同じ仕事でも社員さんの給料は僕の数倍でした。この差はなんだと言ったら、高卒で受験勉強と就活をボった僕とその両方を一生懸命頑張った差なのだと思います。

書店胞子書店胞子 2010/04/11 13:34 たぬきちさんから毎週、メールを拝受しているものです。
ハッキリ言いますけど、「ホザけ」って感じですね。
やたらウェットな「今週の独り言」が送りつけられるのは
正直苦痛で、なくなるのかと思うとホッとします。
高給ということは存じていましたが、
これだけ恵まれた報酬を得ておきながら
封書でお便りする労すら厭い、自慰的メールを送信して
「営業」した気になっていたのだと思うと、
むしろ当方の気が滅入ります。

でも、現在進行のリストラ事情を、憶測ではなく
社員が目で見たありのままを綴るというのは例がないので
こちらのブログは興味深く拝見しております

2929 2010/04/11 13:50 給料が"高い"ということで引け目を感じることはないと思います。結局いくらだろうと、全員が納得することはないのですから。境遇が違えば嫉妬があるのも当然です。

まあ私はあまり不況には関係ない業種なのでこのようなお気楽なことを書いていますけど。

2929 2010/04/11 13:54 しかしこんなに嫉妬のコメントが多いと、ブログの更新には多大な心労があることと思います。承認制にされたらいかがでしょうか?

jeffersonianjeffersonian 2010/04/11 14:44 「嫉妬」のコメントなんてわずかじゃないの? むしろ、公表された数字に対する反応はつとめて冷静な気すらするけど。それより、「悲痛な覚悟で事実を記しました」「金額の多寡が問題なのではない」みたいなブログ主の目線に反感があるくらいじゃ? そもそもブログ主は、「世間比で破格の報酬を得ていた」ってのはじゅうぶん自覚してるわけだし、「そんなに貰ってんだね」みたいなレスはとっくに織り込み済みだよ。承認制にし、「たぬきちさん、めげないで。あなたはできる。応援してマス☆」みたいな提灯コメが羅列したところで意味は無い。

korokorokorokoro 2010/04/11 14:46 はじめまして。業界は異なりますが、非常に共感を持って読ませていただいています。

コメントでは高給に対して反感が強いようですが、会社や業界が甘いとかヌルいとか、皆さんちょっと過剰な批判をぶつけているように感じました。

本ブログはあくまでも一社員の立場から、正直な感想、悩み、できるだけの事実関係を発信しているものと私は受け取っており、その意味で大変参考になります。等身大の姿が感じられ、好感をもって読んでいます。

そもそもお前ら大手出版社は〜と言われてもねえ。もちろん、重要な内容かと思うのですが、正面から全て受け止められないコメントはとりあえず保留にして、足元のやるべきことを見つめていただけたらと思います。思考停止かもしれませんが、業界全体がこれまで解決することができていないことを、個人で抱えられないでしょう。

お体をこわすことのないよう、(精神的な側面も含め)ご自愛ください。

LiLi 2010/04/11 15:31 ブログ興味深く読ませていただいています。出版の構造が変わりダイナミックな動きが活き活きと伝わってきます。勇気をふるって書かれていることに感謝です。
私個人の感覚としては、大手出版がたぬきちさんくらいの所得があることは、なんら不思議ではないと感じます。ただ、テレビの仕事と一緒で、局と制作会社の取り分が違いすぎるのに違和感は感じますけれど。

人件費といえば、就職活動をしていたころに某大手医学系出版社の先輩に話を聞きました。収入という観点からはそこは相当高かったです。1年目の社員でも1年間で賞与10ヶ月分で300万程度をもらってました。5〜6年目の先輩でも、1500万近くもらっていたように記憶しています。
これは業界の構造なのでしょう。医学などテキストや論文が中心の専門分野出版は、これからもあまり変わらないように思えますがどうなのでしょう。

LiLi 2010/04/11 15:35 訂正)1年目社員賞与 300万 年収800万 5〜6年目の先輩 400万 年収1500万 
でした。

dondondondon 2010/04/11 15:39 >給料が減っていくということは、この未来が段々と縮んでいくことを意味する。

この一文は重いですね。中年以降のサラリーマンの共通認識ではないでしょうか。

人は今が多少つらくても、未来は明るいと思えれば頑張れます。バブル期に入社されたたぬきちさんの世代や、団塊の世代の方は未来が右肩上がりだと考えて頑張っていたのだと思います。

逆に今よりも悪くなっていくと思えば、不安に駆られ暗澹たる気分で日々を過ごすことになります。現在リストラされている人やされかかっている人、ワーキングプアと呼ばれている人、たぬきちさんがお勤めの会社に残る人、もしかしたら日本に暮らす大多数の人も、未来に展望が開けずに暗澹たる気分で日々暮らしているのでしょう。

日本の最も良かった時代を経験しながら今を生きるたぬきちさんのブログは非常に興味深く見させてもらっています。これからも無理なく続けて頂ければと思います。

給料の額に嫉妬している方がちらほら見受けられますが、
バブル期に学業や就職活動をサボらず、就職してからも道を踏み外さず運にも見放されなかった人の年収としては普通の部類ですよ。
サボった人や、道を踏み外した人、運に見放された人が不満を抱くのは筋違いです。

大手新聞社社員大手新聞社社員 2010/04/11 16:09 あのさ、「バブル期に学業や就職活動をサボらず、就職してからも道を踏み外さず運にも見放されなかった人」が、今、リストラの憂き目に遭っているからこそ事件なんでしょう。
私もこれまでは「サボった人や、道を踏み外した人、運に見放された」を自業自得と見ていたのですが、その狭い了見を恥じているところです。

同業他社の20代社員同業他社の20代社員 2010/04/11 16:18 こんにちは。僕の勤め先の雰囲気とそっくりです。
でも、40代と20代では常識が違います。20代はもとから定期昇給とかあきらめてますよ。あと、業界内で業種(書店と出版社)、企業規模(大手か中小か)、雇用形態(正社員かフリーか)の格差があるから、けしからん、という方も多いようですね。はっきり言って、学歴の問題も大きいのでは。あと、就活をちゃんとやったかどうか。たぬきちさんの給料は確かに多いですが、難しい入社試験に受かったのは事実だろうと思いますよ。

面影橋面影橋 2010/04/11 16:44 たぬきちさんが名門出版社の「入社試験に受かったのは事実」でしょう。でもそれが「難しい」かどうかは……。一流大学の入学試験、国?や公認会計士、弁護士などの国家試験は、たいへんな努力を重ねないと突破できないので、享楽的な次代にあって易きに流されず成果をモノにした努力は賞讃に値しますが、就活は、必ずしもたゆまず努力を続ければ実を結ぶわけではありませんから。

999999 2010/04/11 16:49 まあ現在たぬきちさんの会社は年間数十億の赤字を垂れ流しているんですから給与カットはしかたないよ。残留組も高給ですが、たぬきちさんのように数千万円もらって辞めるなんてことはこの先難しいでしょう。
たぬきちさんが無事再就職が決まっても、年収は1/2程度もらえれば御の字だと思う。
出版営業って他の営業と違って潰しがききませんよ。編集者はもちろんですが。
会社を辞めたあともブログを続けてほしいですね。再就職なう!として。

出入り関係者出入り関係者 2010/04/11 16:50 長年お世話になっている者なので、我が身にも降り掛かるであろう影響に不安を覚えつつ、読ませて頂いておりました。
たぬきちさんはとてもまっすぐで正直な方なのだと思います。文章にもそれが表れています。
ただ、年収を明らかにされたのは少なからずショックでした。他の方はそこに興味をお持ちでしょうが、内部に関わる人間としてはそこは暴露してほしくなかったです。想像で曖昧にすることで保っていたものが崩壊して、とても気分が悪いです。これが嫉妬というものなのでしょう。おそらくそうなのでしょう。
果たして、こんなことまで明らかにする必要があったのでしょうか。
自分は社員ではありませんが、仮に社員の立場だったらさらに憤りを感じる行為だと思います。
たぬきちさんも大いに迷われたのでしょう。そのまっすぐさを責めるつもりはありませんが、
不愉快な思いをしている人間もそれを口にする権利はありますよね?

大手新聞社社員大手新聞社社員 2010/04/11 17:16 >内部に関わる人間としてはそこは暴露してほしくなかったです。

他の業界ならわからないけど、「暴露」を仕事にしている業界なんだから、そうもいかないでしょう。私の会社も昨年はボーナス問題がありましたけど、そこら中で「暴露」されましたよ。

Cheng YuCheng Yu 2010/04/11 18:45 >暴露」を仕事にしている業界なんだから、そうもいかない

恵まれた大手新聞社社員ならではの意見だなあ。
大手新聞と違って、出版社の雑誌なんかじゃ、実際に現場で取材したり
写真撮ったり文章書いたりする多くが稿料漸減に悩んでるフリーランス
なわけ。俺も大手版元の雑誌で専属だったことあるけど、
やっぱり社員たちとの格差は節目節目で感じたよ。
でも、いちいちそれを言ってちゃ前に進まんから、努めて格差は
考えないように仕事してるのね、みんなオトナだし。
そこに具体的な数字をドーンと見せつけられるとやっぱり、
出入りのフリーとしては心中複雑でしょ。
しかもブログ主は「こんなに減る…」って「嘆いて」いて、その目線も
「一番危惧するのは、僕のブログが、会社に残る仲間たちの仕事を損な
うこと」って内輪にしか向いていないし。

こういう現実を突きつけられ、穏やかな気持ちでいられなくなる下請け
の思いが斟酌できない無自覚さを、
上記の「出入り関係者」さんは嘆いておられるのでは?
暴露稼業っつっても一枚岩なんかじゃないから。

川実川実 2010/04/11 19:17 >>「一番危惧するのは、僕のブログが、会社に残る仲間たちの仕事を損な
うこと」って内輪にしか向いていないし。

そもそもブログってそんなもんなんじゃないですかね?
下請けでも「無自覚」でない方々にはたぬきちさんの叫びは届いていると思いますが・・・

出入り業者さんは自覚が無いだけだと思います。

AAAA 2010/04/11 19:29 > 選択肢を持つことが許されなかった若い世代
ってのが気になったんだけど、どういう意味でしょう。まあわかってて聞いてんだけどね。
奴隷じゃないんだから、会社を辞めたければ辞めればいいのではないでしょうか。
大手出版社の名に恥じない相応の実力があれば辞めたってまたいい条件で働けるでしょうw
まさか、選択肢がない=「辞めても割り増し退職金をもらえない」ってことなんですか?
親会社共々大赤字を出している会社としては認識が甘過ぎなんじゃないかな。

たぬきち氏は「リストラ候補になりながら会社に残るなんてプライドが許せん。退職金もたんまりもらえるらしいから、辞めよう」って潔く、かっこよく決断したつもりだったのでしょう。しかし周りを見るにつけ今さらながら後悔している様子がありあり感じられる。元同僚のことを過剰に心配しておられるようだが、他の人も指摘していたように、未練のすり替えにしか感じられない。

uppouppo 2010/04/11 21:24 >こういう現実を突きつけられ、穏やかな気持ちでいられなくなる下請け
じゃぁ、仕事辞めろよ。w
穏やかな気持ちにしてくれる仕事を探そうな。w

pecpec 2010/04/11 21:57 「金」公表によりコメント欄が数倍増する威力。
やっぱ、みんななんだかんだ言って「金」の話が大好きなんだな。
「セックス」「ランキング」などと同じで、人の心のダークサイドを突く、禁句キーワードの一つなんだと思ったけどこれほどまでの効き目があるとは。

「同じ仕事をなのに収入(金銭的評価)が違うのはおかしい」っていうのが他の人のコメントで一番納得できないとこです。自分は「金」は「評価」の結果だと思ってました。沢山ユーザー(コンシューマー)から評価されると金が良くて、誰も買ってくれないと、ギャラが悪い、と。良い仕事をして、評価される時はギャラをもらえるし、そうでなければギャラももらえないし、と。それでも最低日当分はもらえるのが、日本の良いとこかな、と。
古くさい共産主義的な悪平等の理想がメディアという反国家・反社会的(と僕が祈っている)な仕事の中ではびこっているのが,中小出版社の限界=未来の無さだと感じました。

ちなみに自分は紆余曲折ありフリー歴10年近くになります、メディア業の端っこにいる自営業者。ギャラは安いが他人をうらやむことなく幸せに仕事をしています。

ケースバイケースケースバイケース 2010/04/11 22:40 たぬきちさんの負債と資産がどれくらいか、で話はぜんぜん変わってきますよね。
そこんところを無視して、リストラの話をしていても始まらないと思いますよ。
極端な話、鳩山首相がリストラされた、っていっても別に困らないですよね。

そういう意味で参考になる、ならない、がかなり決まってくる。
まあ、こういうことをブログに晒してくれることの価値はあると思います。

gongon 2010/04/12 08:33 あなた方の業界に事あるごとに叩かれる土建業界の、経営を預かっているものです。
私の昨年度の年収は激減するあなたの年収にも及びませんでした。

dondondondon 2010/04/12 09:15 >大手新聞社社員様


>私もこれまでは「サボった人や、道を踏み外した人、運に見放された」を自業自得と見ていたのですが、その狭い了見を恥じているところです。

今までは順調でも、今日運に見放されたなら仕方ないでしょう。
自分の人生は自業自得でしかありません。
内定もらって出社準備中に取り消された人ならともかく、20年以上つとめていれば、会社の行く末くらい予想出来て当然じゃないですか。

たぬきちさんは、今は落ち込んでいますが、のんびりしてゆっくり考えれば再起は簡単ですよ。
一つの仕事を20年以上も続けてきたなら、リストラされても困らないと思います。
業界内で小遣い稼ぐ方法の1つや2つ誰でも覚えるでしょう?
少なくとも、たぬきちさんであればリストラ以前の年収確保は比較的容易だと思います。(本業+小遣い稼ぎで)

togatogauniontogatogaunion 2010/04/12 13:53 面白く読ませていただいています。
私は下請け労働者(というか常用派遣)ですが
出版では常勤フリーランスさんという
やってる仕事がほぼ変わらないのに年収はかなり格差がある方が
かなり出版の仕事をささえているんですね。

やってる仕事が同じならば同じお金がもらえるように
日本の社会が変わっていかなければ未来はないような気がします。
職場に同じ仕事をしていて給料にこれだけ差がある人があるのは
どうみても不健全だし、不平等でしょう。

たぬきちさんの会社の組合は常勤フリーランスさんたちの
待遇改善とかやってないんですかね?

ahabahab 2010/04/12 15:44 同じ仕事をやったら同じ給料になるべきという考えの下でブログ主やその会社を非難する意見が散見され、違和感を感じます。
「同じ仕事」と思っている仕事も、会社によって、あるいはその中での立場などによって意味が違うので、収入が違うのは当然じゃないでしょうか。同じ業界でも、版元、取次ぎ、書店、あるいはフリーのライターでは、チェーンの中でそれぞれのもたらす付加価値やそれぞれの段階での競争環境が全く違うし。
そうは言っても不公平だという状況もあるとは思いますが、基本的には「では、自分はどうすればいいのか」と考えるべき筋の問題なのでは。好きな仕事だから収入なんか低くても変えたくないというのならばそれはそれでいいけど、文句のある人は自分が過当競争の世界でダンピング合戦に加担しているだけでないかよく考えて、合理的な行動を取らないと。

優 2010/04/12 21:47 800万円という世間から言えば十分な大金を得ても、不安を感じている。
一体、どれほどのお金を手に入れれば幸せになれるのでしょうか。
幸福感を感じて未来を生きていくには、お金だけでは足りないのですね。
そう思わせてくれる良い記事だと思いました。

就活なう就活なう 2010/04/12 22:57 最初から見てて、たぬきちさんの会社が大手であることや
給料の具体的数値が分かってからの
手のひら返しのような叩きコメントぶりがわろえたり
わろえなかったり……

更新楽しみにしてます。

名無しさん@貧乏人名無しさん@貧乏人 2010/04/13 00:43 すごいね。
ボーナスそれぞれ200万も出るんだ。
学資手当もあるなんて凄い。
大手はやっぱりいいね。
でも、うち年収500万残業手当ゼロボーナスゼロで子供一人。
学資ソレナニ?
こんなんで、なんとか生活しているから、悲観するほどじゃないような。

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