Googleは、同社の検索結果ランキングを決めるアルゴリズムの新しい要素として、サイトの表示速度も含めたことを、Google Webmaster Central Blogの9日付記事で明らかにした。
それによると、Googleでは、あるサイトの表示速度を決めるために、他サイトとの比較によるさまざまなデータを用いるという。ただし、ランキングを決定するにあたっては、ページの関連性ほど大きな要素ではないとしており、サイト表示速度がランキングに影響するのは全検索クエリーの1%足らずだとしている。
なお、表示速度をランキングに反映させているのは、今のところ「Google.com」における英語の検索のみ。すでに2、3週間前から開始しており、その間、特にランキングに変化がないサイトについては、表示速度の影響は受けないことになると説明している。