「熱くなりすぎた」亀田父　自らセコンドライセンス返上

自らセコンドライセンスを返上することを発表した亀田史郎氏 Photo By スポニチ

　ボクシングの亀田３兄弟の父・史郎氏（４４）が１２日、オフィシャルブログ「亀田三兄弟の親父」でセコンドライセンスを自ら返上することを発表した。

　史郎氏は「感謝と決断」と題したエントリーの冒頭で「自分でも、熱くなりすぎてしまい、行きすぎた行動をとってしまいました」と、暴言を謝罪。「私、亀田史郎は今回の件で、多大なるご迷惑をかけましたことに深く反省し、現在停止中のライセンスを自ら返上することを決めました」と、自らの決断を発表した。また、「自分の行動で子どもたちの足も引っ張ってしまいました」「興毅　大毅　和毅を、あたたかく　見守ってください」とつづり、３兄弟の将来を心配する父親の顔ものぞかせた。

　史郎氏は、長男・興毅（２３）がＷＢＣ世界フライ級王座から陥落した先月２７日のポンサクレック（タイ）戦後に、裁定を不服として日本ボクシングコミッション（ＪＢＣ）の安河内事務局長らに対し「採点がおかしいやんか」「クビや」など暴言を吐いた。これを受けたＪＢＣは今月７日に行われた倫理委員会で、史郎氏にライセンス取り消し処分を科す方針を決定。１３日に正式決定する予定だった。

[ 2010年04月12日 15:43 ]