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東日本協会 先手打たれ“弱気”に
東日本ボクシング協会は6日の緊急理事会で亀田ジムの事実上の消滅を意味する五十嵐会長の除名処分を検討していた。しかし、ジム側から無期限活動停止の申し入れという先手を打たれ、強気の姿勢を貫けなかった。
除名処分とした場合、亀田3兄弟の移籍先が必要になる。亀田家はこれまでも移籍問題を起こしてきた。2005年にグリーンツダジムともめて協栄ジムに移籍。協栄とも2007年10月の世界戦での次男大毅の反則騒動から翌年に契約を解消した。ある理事は「あの家族はトラブルが多すぎる。受け入れるジムはないだろう」と話した。
急いで除名とすると、亀田ジム側が法的措置に出ることも想定される。今回の措置は、これ以上泥仕合によるボクシング界のイメージ悪化を避ける意味合いもあった。
協会は調査委員会を発足して、今後の対応を検討していく。移籍先が見つからなければ、亀田ジムを再建させる方向に動かざるを得ない。
亀田ジムは自宅を兼ねており、会長やトレーナー、マネジャーなどの役割をどう刷新するのか問題は山積だ。過ちを繰り返さないために、協会の正確なかじ取りが求められる。
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